時とともに嗜好は変わったり、変わらなかったり

例えば、聴く音楽。オールデイーズが大好きですが、昔はほとんどレコードの針を上げてすっ飛ばしてたようなスローバラードを最近よく聴くようになったり。
着るものも、流行りのものではなく、むかーしチャンジーやチャンオジが着こなしてた様なモノホンのオッサン服に憧れるようになったり。
車は、スポーツ仕様あるいはなんだかデーハーなルックスより、スタンダード、純正、アナログが良くなったり。
どちらかというとコンサバテイブに変わってきてるように感じるこの頃。
サックスの音も、始めたての頃はやっぱり吹奏楽のパイセンたちのような癖のない柔らかい音を目指したし、
その後ジャズに憧れるようになった後も、サブトーンズブズブ系のサム・テイラーやベン・ウェブスター、スタン・ゲッツ等の音に憧れたりしたけれど。
今は、エッジの効いたパキパキな音に憧れている。
普通、逆と思うが。
ギラッとしたナイフのような音に憧れる。といっても、ロングトーンになったらほぼ音色なんつーものは一緒だと思う。
結局、発音する瞬間の波形がどうであるか?ということだろうか?
だから、ギラッとした音も出せれば、マイルドな音も出せる、そのようなアンブシュアを大成させたいと願います。

リンクは本当にいろんな音色が出るなーと思う反面、私のは開きが大きいので音程にばらつきを生じさせてしまう、、、(私の話)
その点、お派の水で巡り合った7,000円の中古メイヤーは、開きがそこそこなので音程は合わせやすい。半面、私にとってはコントロールが難しい。
しかし、このメイヤーがコントロールできたときには、エッジの効いた音色も出ればマイルドな柔らかいクラシック的な音も出るのだ。
いま、アンブシュアの工夫にトライしており、だいぶ解ってきた感あり。
リードも色々試したけど、やっぱり在京時代よりあてがっているアレが一番良いようだ。

なんとか死ぬまでには、理想の。憧れの、あの音色に到達したい (^^) 
自己満足の世界だけど (^^;)