
430 ヨンサンマル
セドグロも昔、そう呼んでた時代があったか
チューニングメーター設定=430Hzのこと。
自粛なこの時期、基礎練習を色々試行錯誤している。
ネックのコルクにゴムを巻き、マウスピースがそれ以上奥に入り込まない様にして、
チューニングを430に合わせる。
こりゃー低い。
オーケストラでも、吹奏楽でも、フルバンドでも、コンボでもこんなチューニングすることは現場では滅多にない。
(ひょっとしたら、超寒い屋外では仕方なくあり得るかもしれんが)
こんなに抜くとサックスなんかは、音程バランスが崩れる。
そこを利用する。
この状態で、いかにアンブシュアを安定させ、音程バランスをキープできるか?
往々にして、低域や高域など、常音域でないところでアンブシュアで調整してしまうプレイヤーは多いのではなかろうか?
(自分もついついそうだけど)
だから、楽曲の中のフレージングの途中、瞬間瞬間での音程が悪い。
聴いてる方からすると音痴に聴こえる。
可能な限り、口の形は安定しているほうが良い。
その為のトレーニングになりゃせんかと思い実行中。
このくらい、マウスピースを浅くしていると、低音域が上ずってしまう。
克服するには、高音域から下降してきても、口を過剰に緩めすぎたり、あるいは閉めすぎたりしないようにすることだ。
そして、音を伸ばした時に唇や顎がブレないこと。
結構、難儀...
しかし、敢えてやる
自粛期間中、自分なりに色んなことを考えてみる (・・)