クラシックギターから始まり、エレキギター、エレキベース、コントラバス、ファゴットを経て、サックスを高校2年から始めた。
最初はアルトサックスだったけれど、テナーをメインにして以降30数年が経った。

テナーを吹くにあたり醍醐味として感じる要素は沢山あれど、、、
中でも、演歌・ムード歌謡のメロデイやオブリガートを吹くときに、それを強く感じます(^^)
アルトやトランペット、ボントロやあるいはレギント、アコーデイオンなんかももちろん活躍するけれど、
やっぱ、
演歌・ムード歌謡はテナーやろ (^^)

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東京に居た頃、たくさん営業演奏を頂きました。
まだ20歳そこいらの頃だったか、、、在るムード歌謡の現場でグロウル(濁った音)で吹いてた際にコントロールが甘く、音を外してしまった。
そしたら、その日のピアノの方に楽屋でエライ怒られた。

「てめえ、出せねえくせに、ダーティトーンなんて出すんじゃねーよ!!」
まーだ若かったので、えらく凹みました。。。(--;)
良かれと思ってやったのですが、、結果、ひっくり返ってしまいマヌケなフレージングになった。

そんな想い出もあるが、そういう過程を経て、やっぱりテナーの醍醐味はそーいう音をきちんと経験値に基づきつつも科学的に出せることにある。

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年末に、ジャズとムード歌謡の抱き合わせのライブがあります。
ピアノの吉田さんが、オブリのメンフを書いてくれました。ありがたいm(__)m
吹いてみると、、、こりゃーたまらん(^^)
醍醐味、醍醐味(^^)

そして、さすが東京の現場を渡り歩いて来られた大先輩は違う。
フレーズ、どハマり(^^)
色っぽい♪♪

東京居た頃、自分のことを「夜の銀狐」と自分で称し、週末になると夜な夜な都内の現場へタキシードと楽器を抱えて出掛けた。
今思うと、到底「夜の銀狐」などとは呼べない、、、せいぜい「放課後の三毛猫」くらいだったろう。。
年齢は50を超えたが、少しは銀狐の域に入り込めてるだろうか???

基礎練習を積み重ね、ガムバル