
♪夕焼け小焼けの 赤とんぼ
負われて 見たのは
いつの日か
♪山の畑の 桑の実を
小かごに摘んだは
まぼろしか
♪十五でねえやは 嫁に行き
お里の 便りも
絶え果てた
♪夕焼け小焼けの 赤とんぼ
とまっているよ
竿の先
幼少の頃、「赤トンボ」の歌を歌うとなんだか寂しく、悲しくなった記憶があります。
今でも、歌ってみると、、、やっぱり悲しくなる気がします。
我々日本人が最もよく目にするトンボの一種ではないでしょうか?
赤とんぼといっても実にたくさんの種類があり、中でも「アキアカネ」という種がどうやら赤トンボの代表の様です。
この前、NHKで香川師匠の「昆虫すごいぜ!」の特別版?で「昆虫やばいぜ!」が放送されてました。
実はこの赤トンボが絶滅の危機にあるというのだ!?
で、赤トンボに続き沢山の身近な種が同じく絶滅の危機にあるとのこと。。。
全ての原因は、人間~文明の進化によるものか??
しかし、
夏~秋にかけて、原っぱや広場、道端などで赤とんぼを見かけなくなってしまったら、
そらーさだめし、寂しいことでしょうね。
なんでもないような光景だけど、私たちがちっちゃな頃から目にしている赤とんぼがたくさん飛び交うこの光景がなくなったら、
さぞ物悲しくなりそう。。。
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だいぶ前に、キャバレーで「赤トンボ」をジャズワルツにして演奏しました。
原曲イメージからは程遠いサウンドに仕上がったとは思います。
が、
やっぱり、吹いてて悲しくなった記憶あり、、、
何が、そうさせるのだろう?と考えたところ、
どうも3番の歌詞が原因かも
1,2,4番は情景描写だ。
しかし、3番だけは「結果~想い」だ。
おそらく、、、
この子は、お姉ちゃんに可愛がられ育てられたんだろう、
姉ちゃんにおんぶされて見た赤とんぼ、
一緒に積んだ桑の実の想い出、
その姉ちゃんが嫁に行っちまった、
そうしてこの子は、赤トンボを見ると姉ちゃんのことを想い出す。。。
たぶん、これが日本人の寂しさ・侘しさを表現していて、おそらく共有できる感情というか感覚だんだろう。
赤トンボをみると、ちっちゃい頃に悲しくなったことを思い出してしまいます。
しかし、
絶滅して欲しくない昆虫です。ずっと身近にいてほしい(^^)