移調

随分と長くブログを更新しておりませんでした。


この1週間ほどは、譜面書きに集中した。
といっても「交響曲Venatoria」ではない　(^^;)

吹奏楽用の譜面書きだ。
といっても新規作曲でもなければ、フルアレンジでもない。
フルバンド（ビッグバンド17名）の既存譜面を利用し、それに吹奏楽用の楽器を追加で作成する作業。
洋服造りでいうならばフルーオーダーではなくイージーオーダーみたいなもん。

ジャズのフルバンド譜面は、割と役割分担がはっきりしていてわかりやすい。
ブラスとリーズの特性や性質、あるいは音域リミットなど、、、それらはナベサダ大先生の「JAZZ Study」で結構学べた。
しかし、
これに吹奏楽用楽器を加えるとなると、いろいろと小さな脳ミソを使わなければならない。
といっても、そんなに難しい、ややこしいことを付加する余裕はないので
「この楽器は、どのパートをフォローするのか？」
「あの楽器は、こういう使い方がよいのでは？」
程度のフィーリングで作業を進める。

ある程度決まったら、あとは書くだけだが、、、
職業ミュージシャン用の譜面ではないので、きちんとその楽器用のメンフを書かなければなんない。

吹奏楽では、
in C ト音記号
in C ヘ音記号
in E♭
in B♭
in F
が主だ。たまーにハ音記号があるが、稀だ。

で、私のつたない音楽経験生活の過程でin F以外は、お陰様で一通り演ってきたので、瞬間移調や譜面書きもまんざらでもないかな。

ところが、、
in F、つまりホルン用の譜面が、私には厄介ものだった　(^^)
未体験ゾーンだ。金管も、まがいなりにも吹いたことはあるが、ホルンの譜面だけはダメだった。。。

しかし、
この1週間で2曲の譜面作成の過程で、
「嫌なことから先にする。苦手なものを優先する」
というコンセプトの下、集中力の高い早朝の時間帯を利用し、ホルンから先行集中して取り組んだ。

その結果、ある法則を我ながら見出し、かなり慣れた感あり　(^^)
ひょっとすると、瞬間移調ができるようになったかも知れん　(^^)

youtubeで、あるサックスプレイヤーの方がレクチュアをなさってたが、
「毎日、得意なことと不得意なことをやれ」
とおっしゃってた。
特に、苦手なこと不得意なことを、敬遠していてはいつまで経っても、不得意のままだからとにかく挑め！とのことだった。

なんでもそうですね　(^^)
仕事でも
ｽﾎﾟｰﾂでも
人間関係でも
食の嗜好なんかも

この1週間の譜面作成アクテイビテイに感謝します。

ひょっとしたら、これで全てのメンフを制覇できたことになるかも　(^^)
52歳にして、ちょっと嬉しい