学名:Latrodectus Hasselti
和名:セアカゴケグモ

Red-Back SpiderまたはRed-Back Window Spiderは、英名だ。
バンド名に使えそうな響きだ。

またまた先日、熊本市内で発見されましたね。
同じ区域にその後5匹だか、見つかったそうで。
ということは、専門家ではないけれど、、、定着しているとみる必要があるかもですね。

この人(蜘蛛)、卵からかえって成虫になるまで約100日らしい、で、メスの寿命は3年ほど。
ちなみにメスが死ぬまでに産卵する総数はおおよそ5000個らしい。
5000個の卵のうち、例えば1%が成虫化したとして50匹。
50匹の成虫がさらに繁殖活動に成功したとしたら、3年のうちに2500匹は増えることになる。
体長10mmほどの小型の蜘蛛で、むろん、目立つようなところに営巣しないので、、、繁殖・拡散・定着は免れないでしょうねえ。
ちなみに、この人は造網性の蜘蛛です。徘徊性の蜘蛛ではありませんので、この人が適当にウロウロ動き回って出没するということはありません。(あったとしてもそれは偶然)
コガネグモやジョロウグモ、オニグモみたいな放射状の網ではなく、不規則性の巣というかテントみたいな感じ。
スパイダーマンの一番最初のシーンのように糸でタラーっと降りてきて背中に入るなんてことはありません。

偶然とはいえ、国内に輸入(侵入)してしまったことは今更どうしようもない、、、。

だから、
表現は適当ではないかも知れませんが、共存していく他ないですねえ。
もちろん、見つけたら役所に報告するほうが良いと思います。

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蜘蛛は、ほぼほぼ臆病で用心深い奴らです。
だから、人間に向かってメンチ切って向かってくることは絶対ない。
遭遇したら、(こっちもドキッてするけど)クリビツして逃げ隠れするのが普通です。
だから、よほどの偶然が無い限り噛まれないと思います。
ちなみに毒を持つのはメスだけ。

ところで、
この世の昆虫や蜘蛛などの爬虫類等、大体噛み付く奴は多少ながらも毒をもってます。
毒といっても、モノホンの毒から、蟻んこみたいに酸を出すやつとか。
蚊だって、刺されたら痒くなるでしょ、あれも考えようによっちゃ一種の毒を注入されるから。

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注意するって言っても、偶然にも毒虫に触れてしまうことはありますよねえ。
だから、「地球上に命を授かった者として、仕方のないこと」と、平易に受け止め、
噛まれたら→病院にいく
発見したら→役所に通報する、威嚇しない、触らない、周りの人に注意喚起する
というアクションを定常化するしかないですねえ。

ちなみに、このセアカゴケグモのメスはルックスが非常にカッコいい。
背中に鮮やかな赤色のひし形が二つ並ぶデザイン性バツグンの蜘蛛。
多分、生物界のファッションショーがあったら、上位入賞すること間違いない。

というわけで、デザインが派手なのですぐわかります。
注意しながら、生きていきましょう (^^)

近々、セアカゴケグモの曲を作曲しようと思っています (^^)