
添付画像は、昭和56年発行のジャズサックス教本の裏表紙ページ。
38年前の本。
私が上京したのが昭和60年で、上京後、お茶の水の楽器店(だったと思う)でこの本を購入。
この本は、たいーぎゃ面白くてためになる。
スイング後期~バップ~ハードバップ期あたりの超有名プレイヤーの「美味しいフレーズ」を完コピしてあるもので、どれも有名なレコードで聴けるフレーズばかり。
そのコピー譜に対し、ジャズサックスプレイヤーの故、菊池秀行さんが独自の解説を付加している。
この本から、どんだけ沢山の事を学んだことか。
今、吹いてみても、新鮮で面白く楽しく、そしていまだに難しい(^^;)
この貴重な教本には、参考音源として3枚のソノシート(ぺなぺなのレコード)が付いていた。
昨今は、CDとかあるいはダウンロードが主流だが30年以上前の当時はこのペナペナレコードやカセットテープが主流だった。
そして、そのレコードには上述のフレーズの模範演奏がピアノトリオをバッキングに収録されており、なんとステレオの片チャンネルを絞るとマイナスワンになるというありがたい付録だった。
そうして、その模範演奏のバックバンドレコーデイングでベースを弾いてらしたのが池田芳夫さん。(写真一番右)
日本を代表するジャズベーシスト、ナベサダさんやヒノテルさんバンドのレギュラーをはじめ、世界のジャズ大御所とジャズ現場を渡り歩いてこられた神様的ベーシスト。
昨夜、熊本の「酔ing」にてジャズピアニスト園田智子さんとのDuoライブとのことだったので行ってきました。(^^)
アンプ通してらっしゃるものの、聴こえてくるのは、ほぼ生音。
そして圧巻のプレイでした!!
凄みの効いたお顔立ちだが、話してみるとめっちゃ優しいチャンジーって感じ(昔は恐かったんだろうな)
そして、いろんな話を聞かせてくれた。
感無量な夜でした (^^)
敬礼!!