鍛錬、練習の仕方は色々工夫すれば無限に近いくらい沢山出てくるものですね。

私のテナーサックスのマウスピースとリードのセッテイングは秘密のセッテイングですが (^^)、

昨今では、ネットで見つけたバンドレンの1-1/2や、最終的にはとうとう1番まで使ってみました。
1番になると、いくら私のオープニングでも難点を感じたりしましたが、しかし、それでも
例えば、かなり静~かに吹かないといけない様な高級レストランやBARなどでは、かえって音量&トーンコントロールができたりするので、「これ、使えるなー」なんて思ったりもしました。
ただ、ビッグバンドや吹奏楽等の大編成ユニットでしかもマイクレスの現場や、リハなどでは到底使えないですね。
(息をたくさん吹き込むと、リードの振動が一切しないという状態になったり)

さて、2年ほど前にやはりネットで偶然、バンドレンのV16の1-1/2番というものを見つけ買ってみました。
私はメイヤーのメタル(テナーでは非常にめずらしい)では、V16の3番を使います。
これは、東京にいたころからこのセッテイングは変わらず。ロックバンドやら、ポップス系などで、直進性のある攻撃的な音が必要なときはこのセッテイングです。
とにかく明るく、硬い音がします。

で、

みつけたこのV16 1-1/2番をリンクにあてたらどうなるだろう?メイヤーメタルみたいな音がでたら夢の様だ!!
なんて思いつつ、やってみたら、、、
なんか、、、気持ち悪かった。。。と感じたのが、約2年前。

その後、ずーっと保管したままでしたが、これを復活してみたら、、、
やっぱり、気持ち悪い。 (^^;)
とは感じたものの、依然よりコントロールしやすくなった気がしました。乾燥したのだろうか??
そうして、やはり高音域の伸びを感じます。但し、柔らかいので下手すると音程がズタズタになる。

そこで、このセッテイングでも音程がズタズタにならない様にするには??
と考えたら、
結局、安定したアンブシュアを形成することだということが、ここ数日でなんどか吹いてみて改めてわかったこと。
このセッテイングで練習した後、元のセッテイングで吹くとアンブシュアが安定している実感があるのです。

なるほど!!
筋トレで色んなウエイトや、道具を使って効能を追求するのと同じく、
こういう鍛錬の仕方があるもんなんだー、
いや、自分で鍛錬の仕方を追求すれば、また変わった効能を得られる可能性が出てくるんだー
と感じています。

「How can I do」
これがやっぱり必要なんですね (^^)

これ以上の上達は見込めないとは思うが、少しでも能力が落ちない様にする方法を見つけることはやぶさかではないですな(^^)