3年ほど前に、三十数年ぶりにコントラバスを弾き、またそのちょっと前よりビッグバンドやコンボでエレキベースのプレイを復活し、
すっかり低音部としての仕事の魅力にとりつかれている。

同じドミナントモーションでも、サックスや管楽器でそれを解決する場合と、低音パートしてそれをやる場合とでは、
愉快なことに、思考や所作が違う。(本当は理論的には同様だが)

例えばの話だけど、サックスで解決する場合3度や7度などのトライトーン(三全和音)要素を次のトニックへ短距離で解決することを割と主に考えたりするが、
ベースだと、思いっきし5度からトニックルートへ解決する快感がたまらない。いかにもバンド全体のサウンドを牛耳ってる感じがサデイステイックでいい (^^)
おまけに、(特にアンプを通してる場合)音量レンジが広いのでボリュームコントロールも支配できる (^^)

なんてSなパートなんだろう (^^)

ドミナントモーションで解決するあの感覚は、その動きとその音域ならではの快感であって低音パートの特権というか魔力だ。

添付画像はネットでみつけた弓ホルスター。
国立音大の学生君が手作り制作したもので、¥2,500-で購入させて頂いた。
市販品のほうが無論しっかりできているけれど、氏のプロフィールと制作コンセプトが心に響きました。
以下、勝手に引用。(Y君メンゴ)

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「芸術・音楽・コントラバスで人を幸せに」
とにかく安く、テールピースに括り付ける為、振動の邪魔をしないように考えて制作しました。
(中略)
寿命(耐用年数)はわかりません。雑に使わなければ紐が丈夫なので持つと思われます。
PS.縫物はあまり得意ではありません
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真面目さが伝わってくる。
結構、その姿勢に揺り動かされ入手した。

いつか役に立つ来る日がくるだろう (^^)