メキシコの音楽家ポンセの作品。

僕はこの曲が大好き、たまらん。
メキシコの作曲家の曲とはいえ、キューバンルンバの代表曲ともいえるんではないでしょうか。

Estrellitaとは、「小さな星たち」という意味。

~夜空に輝く小さな星たちよ、
どうか舞い降りてきて、彼の心を私に伝えておくれ~

恋する女性が、焦がれる男性への切ない想いを歌った曲だそうな。
とっても可愛らしい曲だ、旋律はめちゃくちゃ美しい。

だから、私は、ダンスパーテイーではこの曲を冒頭に配置することが多い (^^)

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東京でプロダンスバンドに所属していた当時、
セットリストの作成において、冒頭の曲をガツンとパワフルにいくか?しっとりと優雅にいくか?
で、コンマスのギタリストと会計事務のベーシストがよくケンカをなさってたのを覚えている。
当該バンドはゴツイPAを常に会場に持ち込み演っていたので、音量・音響は申し分ない。

「頭でガツンと演るとお客さんがびっくりして引いてしまう」
というのがベーシストの主張。
私は当時若かったし、ギタリストの考えに賛同していたけど、
最近になって、ことダンスパーティーにおいては、はじめの一歩(一曲目)は、お客さんを自然にフロアに促すという意味で”しっとり”系のほうがいいんではなかろうかと考えはじめた。

東京などの大都市圏のダンパーでは、生バンド、生オケの演奏でのフロアダンスに慣れてる人が多いが、
地方都市では、滅多に生バンドで踊るなんてことはないようだ
だから、最初は皆、ちょっと恥ずかしい感もあるんじゃなかろうかと勝手に想像、、、
そんなアマダンサーをフロアに引っ張り出すには、優雅でしっとりとしつつもエキゾチックな曲が良いような気がするのである(主観)

そういう意味で、私はエストレリータは最適なナンバーだと思っている。

だいぶ前だけど、
メキシコのナイトクラブで、現地のネイテイブ生バンドのこれを聴いた。
とても感動した。何度も聴きに行った。

Estrellita~なんて素敵な曲なんだろう (^^)

ポンセ大先生に感謝、敬礼