ほんまに、ほーんまに
素晴らしい曲「千のナイフ」、
何度聴いても引き込まれ、そして涙ボロボロ。。。

後半の一大パフォーマンスは、先にご説明した通り渡辺香津美さんのギターソロだ。

中学生の頃、この千のナイフを聴いて、そして香津美大先生のギターを聴いて本当にぶっ飛びました。
ただ、そのころ、このギターを弾いてる人がそんな凄い人とは、しりませんでした (^^;)

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その後、高校受験のためいよいよ花陵中YMOコピーバンドも解散し、
皆、それぞれの道を進み、私は数年後に上京。
たぶん、1987年か1988年ころだったと思うが、「ジョージ川口40周年記念コンサート」があり、
ビデオに録画し何度も観たけど、その中に原信夫&シャープス&フラッツの演奏にゲストで渡辺香津美さんが入ってらした。
曲はステイ―ビーワンダーのスーパーステイション、超高速テンポだったけどその中のソロパフォーマンスが香津美さんでした。
実は、そんとき最初は知らなかった。
ただ、すげえ速いテンポのSoloが凄かった。
たまたま、当時の寮の相部屋の奴が「これ渡辺香津美じゃないっすか?」と言って、はじめて認識。
相部屋の奴曰く「どうりで、、、この速さで弾けるのは香津美くらいしかいないでしょー」と。
その彼は、フュージョン系のベース弾きだった。
前勤務先の軽音楽部には元プロやら、あるいはプロに転向した人など、やはり音響メーカーだから音楽系の奴がいっぱいいました。
なので、寮生も半分以上はミュージシャンかぶれ。
土日、祭日ともなると朝、目覚めるといろんな部屋から楽器の音が流れてた。
ピアノの音や、ギターの音、ウッドベースの音や、トランペットの音、あるいは歌声など。

というわけで、相部屋の奴のおかげで、そのシャープス&フラッツバックに超速弾きをしてたのが渡辺可津美さんだったということを知った。
まさか、中学んときのあの千のナイフのギタリストがこんなところで。。。てな感じ。

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昨年、2018年
日経新聞の日曜版Styleで「名盤コンシェルジュ」というコーナーがあって、
そこでマイケルブレッカーが参加している「STEPS」の紹介をみた。
で、そこで紹介されてたSTEPSの「LIVE in PIT INN」を入手。
その中で、ゲストプレイヤーで登場しているのが渡辺香津美さんだった。
当然、高速テンポの曲で怒涛のアドリブプレイ、圧巻。

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このように、
中学生のときの坂本龍一「千のナイフ」での演奏、
上京後の二十歳そこいらのときの「シャープス&フラッツ」での演奏、
つい最近入手のCD「STEPS」での演奏、
と、
なんだか、凄い因果というかご縁を感じます。
鳥肌の立つ思いだ (^^)

(でも、私はギターは、バーニーケッセルが好きだったりする ^^ )