なにせ中学2年の後半~中学3年の夏休みあたりまで、仲間とあわせて4人でYMOのコピーバンドをやりました。
何度も話題にしている「坂本教授の電子的音楽講座」に沢山の刺激と影響を受けました。
それまではムード音楽とか、ロカビリー、ロックンロール、R&Bが主流だったのに一気に電子音楽に驚倒(^^)

さて、その電子的音楽講座の中では講義とともに、坂本龍一さんの音源(楽曲)もいくつか流れ、そんな中で「千のナイフ」との出会い。
良い音響装置などなく、今は懐かしきラジカセで録音。(エアチェックと呼んでいた)

で、
おそらく、生涯の中で何度も何度も繰り返し聴いた回数が一番多いのはこの「千のナイフ」に違いない。
クールスやチェリーボーイズ、パーカーやコルトレーン、バッハなどよりもはるかに繰り返し再生をして聴きまくった。

高校進んでからはどっぷり吹奏楽~マーチングにハマったし、上京してからはジャズやクラシックが多かったけど、

つい最近、中古CDを入手。

再び、繰り返し聴いています (^^)

大人になって改めて聴いてみると、やっぱりハマる。
坂本龍一さんの音楽の、、なんつったらいいんだろう?創作センスというか作編曲センス、キャステイングも。
コンピュータプログラムの領域は確かに多いけど、そんな中で(おそらく手弾き)と思われる部分など電子的演奏とのバランスとか。
そして後半の渡辺香津美さんの怒涛のアドリブ!

小学校のときに「めざせプロギタリスト」と書初めし壁に貼り付けたときは、オールデイーズ系バンドに登場するギタリストたちの様なプレイに憧れたけど、
中学生になって出会ったこの千のナイフの中の香津美さんのギターを聴いて、「こんな風になりたい」と、強く思ったものでした。

とにかく千のナイフは想い出深い、と同時に、今でも、何度聴いても凄い、凄すぎる。

曲の終盤、最絶頂期にかけての香津美さんの怒涛の早引きに続くトレモロとバックで流れるオリエンタルな坂本教授のメインテーマとのブレンドは何度聴いても、40年近く経っても、毎度毎度涙が出る。感動する。

音楽はええなあ (^^)

そして坂本龍一さんは、すげえなあ 敬礼