NHK-BSプレミアムで、トシコタバキンDUOのLIVEが放映されました。
場所は東京文化会館、良いホールです。

秋吉敏子大先生は、御年89歳。
バリバリの現役でらっしゃいます。
ご主人のルータバキン大先生も御年78歳でバリバリのブロウ。

秋吉敏子さんを知ったのは、高校2年の頃。
はじめてナベサダさんのコンサートを熊本市民会館に聴きに行き、思わずパンフレットを購入。
その中に掲載されていた古い写真にコージーコルテット時代の秋吉さんの写真があったのを見た。
上京した後、文庫本「僕自身のためのジャズ:渡辺貞夫著」を読んだら、その中に秋吉敏子さんが沢山登場していた。

ルータバキンさんを知ったのは、上京した最初の年1985年の秋頃。
最初の師匠であるジャズギタリスト加藤博先生から、いろいろ課題曲を与えられたけどそんな中に
「The night has a 1,000eyes」という曲があって、難しいけどキレイな曲で好きでした。
師匠に参考になる音源ありますか?と尋ねたらルータバキンさんのレコードを貸してくれて聴いたらゴリゴリのプレイでぶっ飛んだ。


ご夫婦ともに、正真正銘のジャズジャイアントであられます。敬礼!


LIVE収録の合間に、ドキュメンタリーが挟まってて、これがとても興味深かった。
いろんなお話があったけど、次のお言葉が重かった。
「そりゃー、毎日練習しますよ。だって1日1日、時間とともに筋肉は弱っていくんですもの。頭もね。」

かの巨人達が欠かさず毎日練習するわけだから我々一般音楽人が、1週間にいっぺんとかの練習で上手くなるはずがない。
というか現状維持すらできるはずがない。
できない事情ももちろんあるが、、、
やはり音楽人は、特に人前でプレイする機会を持つ人間は、
プロアマ問わず、可能な限り、何かを犠牲にしてでも練習鍛錬せにゃならん。

一に基礎練、
二に基礎練、
三四も基礎練、
五に応用

(^^)