めぐり逢いという美しい言葉があります。

素敵なめぐり逢いとか、
運命のめぐり逢いとか、
最高のめぐり逢いとか、

ほぼほぼ、建設的なシチュエーションで用いられることが多いようです。

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小学校低学年の頃から割と真剣に音楽を聴き始めたけれど、最初の頃はそんなにソースを知るはずもなく、
よく聴いていたのは、
ベンチャーズ、
西部劇~ウエスタン系の映画音楽、
ジャズ系ムード音楽、
この三つのカセットテープから始まった。たしか、小学3年か4年頃から。

小学校5年の2学期から、白川小学校→春日小学校へ転校。そこで知り合った悪友(親友^^)からCOOLSというバンドを教えてもらいました。
COOLSの音楽をぼんやりと初めて聴いたのはLIVE音源の「東京直撃」というレコード。そこから、まだ小学生のクソガキなのにCOOLSにどっぷりハマる。

アメリカンロックンロール~4ビート系ロックンロールが多かった。ロカビリーナンバーも登場するので必然的にビートは4ビート。
元々、ベンチャーズやムード音楽を聴いていたので4ビートに全く抵抗がなかった。

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はじめて買ったLPレコードはCOOLSの「ロックンロールエンジェルス」。
A面の1曲目は「のっぽのサリー」。
リトルリチャードも、ビートルズも、キャロルも8ビートでやってたが、COOLSは4ビートだ。
冒頭はシングシングシングみたいなジャングルドラムの上でジェームズさんが歌い始めるが、サブドミナント以降4ビート。
中間ソロは同じくジェームズさんがグレッチの箱エレキでシャナナシャナナナSOLO、後半ではファンキーテナーSOLO。

ここがひとつの大きなマイルストーンだった。

その後、チェリーボーイズのレコードともめぐり逢いましたが、「TEEN DREAMS」、これまたA面1曲目はAT the HOPだがビートは4ビート。8ビートロックンロールももちろんあるんだけど、例えばプレスリーで有名なったTROUBLEとか、ブルースウェードシューズなども4ビートで演ってた。
そしてまた、どれもブルース進行だ。

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そのまた後に、不運なバンドマンのスタート地点の関係でベースをやることとなり、右も左もわからない私は大谷楽器で適当な教則本を探し購入。「Blues Progression for Bass」
この本、全編、ブルースだった。
のっけからサンプルリフは4ビート。
弾いてみたら「ん?」
COOLSやチェリーボーイズ、キャロルのレパートリーの演奏中、聴こえてくるベースリフと一緒じゃねえか!!

これで、すべてが繋がり且つ、4ビートサウンドが好きになった。

今、細々と、音楽を楽しみ、研究し、表現し、幸福感を味わえてるのはCOOLSのお陰といっても過言じゃない (^^)

しかし、
やっぱ、黒いハーレーにリーゼント、黒いグラサンでロックンロールするには、、、
体を絞って、筋肉つけないと、カッコわりいなぁ (^^;)