昨年の秋ごろの日経新聞にイノベーションロードマップなる記事というかイラスト付きの年表が3回ほどに分けて掲載されてました。

2018年~2030年までの科学・技術・人類の進化を大胆?いや堅実に?予測して見える化したものでした。

いとをかし (^^)
大変興味深い

あまりにも面白かったので、先に購入したNewton「地球と生命46億年をさかのぼる」とアタッチして保管しています。
疲れたとき、悩んだとき、落ち込んだとき、さ迷ったときなどに、読み返すと、それらがあまりにもチッポケなことだと気づき、再び前向きになれるのでとっても便利なアイテム、座右のアイテムとなっています。

その年表たちだけど、大枠三つの分野に分かれて作成されています。

①「AI・IoT 変わる世界」
②「不治の病 克服の日」
③「進化するモビリティー」

①は、いわゆるIT関連だね。②は医療。③は今のリーマン仕事にも関わる移動交通手段。
どれも面白くて、何回読んでも想像力を限りなく膨らませてくれる。先の「地球46億年の歴史」と照らし合わせて読むと、これまたその面白さは倍増します。(^^)

さて、それらによると、、、
2022年にはロボットがいよいよ社会進出するそうな。”いたわり”や”手加減”が可能なロボットが介護や調理、掃除などで活躍するとの話。
2023年、コンタクトレンズ型デイスプレィが視界に映像を投影するとの話。これって、以前、電機メーカーに勤務していたころ、一度技術提案した記憶あり。
そんときは、鼓膜に直接的に音を再生することも併せて提案。そうすれば夢のデジタルスピーカーが実現するじゃーないか?などと、夢のような戯言提案にて一蹴 (^^;)
しかし、それらが現実化する未来は遠くないみたい。

2024年には、動物と会話する装置が実現するとの話。私も、昨年より小鳥のセキレイとの会話に挑戦しているが、いまんところまだ実現しとらん (^^;)
でも、これ本当に実現したあかつきに、、、可愛がっていたペットから、「お前みたいな飼い主、嫌いだ!どっか行け」とか言われたら、ショックでしょうね (^^;)
2030年、着るだけで体調がわかる衣服が普及するとの話。会社や学校を軽々しく休む連中が増えそうだ (^^;)

というわけで、本当に、夢のような話が現実化する見込みは大きい。
AI、IoT、科学はすごいね。

ところで、画像は愛器アメセルのマーク6と、33年使っている筆箱です。
憧れのマーク6を手に入れたのは、15年くらい前ですがこの子の年齢は47歳、見た目はボロボロですが甘い音色を出してくれる。
今まで吹いてきたサックスとは違うスイートな領域をもっています。
また、このペンケースは私が熊工を卒業し上京した1985年の春、おふくろが持たせてくれたもので上述の通り33歳。今も仕事で活躍中。
これらの古いアイテムをAIはどう判断するのだろうか?
「そんな古いものは、いつ壊れて使えなくなるかわからないリスクを有するので、すぐ新しい楽器に買い替えしなさい。」
「そんな古いペンケースは、内容量も少なく、ジッパーの耐用年数もはるかに超えているので、同様にいつ使えなくなるかわからないリスクを有するので買い替えなさい。」
と判断されるのではないか?と思う。

実際、そうだ。

しかし、そのリスクとは比べようがないほどの価値があることを解るのは、我ら生身の人間の脳ミソだけだ。

2030年まで12年、
俺は、このマーク6も、この筆箱も、そのころまで使い続けるつもりだ (^^)

0と1だけでは判断できないことを、ひっそりとチッポケながら証明したる