画像のカメムシはクサギカメムシという奴。

カメムシの中では結構大型だ。

よく、洗濯物にとまってて、取り込んだ後にクリビツするよね。

昨日、車のガラスの前を呑気に歩いていた。可愛い歩行姿だ (^^)

GKBR、ブリゴキことゴキブリや、ADGことアシダカグモなどの蜘蛛、ムカデやゲジゲジなど、
衛生害虫とか精神害虫とか呼ばれているが、なんともかわいそうな話だ。
彼らはなんにも悪いことしていないのに、人間が勝手に気味悪がったり、人間の不注意で噛まれたりするんであって、本当に勝手な話だ。
カメムシも衛生害虫と呼ばれている。
気の毒に思う。

しかし、、、
一度だけ、カメムシに関しては、怒ったことがある。

とある夏祭りの演奏会場にて、、
私のサックスのマウスピースに、知らず知らずのうちにマルカメムシという奴がとまっていた。
それを知らずによそ見しながらマウスピースを口に咥えたら、、、

口の中で、放屁されてしまった。
というか口の中で、液を分泌されてしまった。

ご存知の方もいらっしゃると思うが、あのカメムシのオナラの匂いと味が、口の中に広がり、
しかも、あれって痺れさせるんだよね。そして、その痺れ感はその後一週間ほど続きました。
しかも、何を食べても、飲んでも、すべてカメムシの屁の風味が伴う。。
おそるべし、カメムシ。。
だから、鳥獣類はカメムシを食べない。
子孫繁栄のための進化の賜物なのだ。カメムシの最大にして最強の武器。

おれは、カメムシを食おうとしたんじゃない。

マルカメムシというカメムシは、本来夜行性。
しかし、真夏日の高温多湿の状況になると、昼間なぜか行動し、そして、白いものや光るものに集まる習性があるらしい。
たとえば、白とかシルバーの車に異様にそのマルカメムシが集合してたり、
あるいは民家やビルの白い壁、シルバー塗装の壁など明るい色、光る色にとまるのだ。

その日は、清水地区の夏祭り、高温多湿だった。

僕のマウスピースは、メタルのマウスピースで金色(真鍮)で光っている。
マルカメムシが、ここにやってくる条件は揃っていた。

その日以来、
私はサックスのマウスピースを咥えるときは、

よそ見をせず、

マウスピースをちゃんと見て

咥える

ようにした。

以来、カメムシを食ったことはない。

メタルのマウスピースを使用する管楽器プレイヤーは注意されたし。
これから、本格的な夏に突入する。。。