先日届いた「スモーキン・イン・ザ・ピット/ステップス」を聴いている。

まーーーー、こらーーーーすごか (^^)

先にも書きましたようにステップスアヘッドは、結構今まで聴いてきたけど、ステップスは初めて。
確かにエレクトリックではないので、アコーステイックで私は好きだ。

パーソネルのどの人をみても、超ゴイスなミュージシャンばかり。
なかでも、今は亡きドン・グロルニックのピアノがいい。
なんか、やっぱりケニー・カークランドの匂いがするところがある。
ちなみに、マイケルブレッカーのソロ・ファーストアルバムだっけな?
「Nothing Personei」という変形のマイナーブルースが収録されていて、この曲はドン・グロルニックの作曲だが、ここではやはり今は亡きケニー・カークランドがピアノを弾いていて、これも超かっこいい。
二人とも何がかっこいいかというとシーツオブトーン的フレーズも無論そうだが、
音色に艶があるのだ。タッチがすごく早くてしっかりしてるんだろうね。

ピアノも弾く人によって音色が全然違う。

例えば、オスカー・ピーターソンのバラードプレイは、まるでオルゴールのような音色だ。
随分前にチック・コリアとキース・ジャレットがモーツアルトだったか?バッハだったか?忘れたけどDUOプレイしたときも、この二人の音色が全然違うんだよね。

話は変わるが、上述のアルバムに1曲だけギターの渡辺香津美さんが参加しているが、この時の音色は、
坂本龍一さんの「千のナイフ」のときの音色とほぼおんなじトーンだ。
中学生の頃、死ぬほど「千のナイフ」を聴いたが、この曲の後半の渡辺香津美さんのギタープレイにしびれたのだ。
プレイもいいが、音作りに関して当時の私にビッタンコだった。

そしたら、なんと、このストレートアヘッドなジャズアルバムのステップスへのゲスト参加時もこの音色でのインタープレイ。
そして、やっぱりかっこいい♪

まーーー、とーーにかく、
このアルバムは、ひっさびさに聴きごたえのあるレコードです。
当面、
死ぬほど聴くつもりだ (^^)