ADGとは、アシダカグモを表すJoshua式略称コードだ。

業界では、
アシダカ軍曹とか、
軍曹とか、
鬼軍曹などと、呼ばれている。

日本に生息する最大の徘徊性の蜘蛛のひとつだ。
ちなみに本当の最大の徘徊性の蜘蛛は、オオハシリグモといって奄美大島とか琉球地方にしか居ないそうだ。

以前の当ブログをご覧の皆様は、どれほど私がADGに対して思い入れがあるかご存知のことと思う。

とにかく長年において、最大の恐怖ターゲットだったものが、この2年ほどで非常に友好的で且つ尊敬せずにいられない素晴らしくエクセレントな生物へと私の中で変化がおきたのだった。

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一昨日、洗車作業をしておりましたら、天板の上に一匹の小さなADGを発見。
まだ若い、たぶん人間で例えるなら小学5~6年生くらいだろう。私が音楽を始めたころと同じくらいのチビッ子だ (^^)
昔はこんなに小型のものでも(約12mm)恐かった。

今はというと、非常に可愛らしく思う。

天板の上で、クリビツして逃げ回る姿が可愛くも勇ましい。

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2か月ほど前だったか?このブログで「セッケイカワゲラ」という昆虫の記事をした。
あれ以来、生き物たちは何を目的に生きてるんだろうと想像するようになった。

昆虫にはロマンがある (^^)
(ちなみに蜘蛛は昆虫ではない)

このADGは、これから小さな虫を食べながら成長していくんだろうな。
ある程度大きくなったら大好物のブリゴキことGKBRと略称コード化されてるゴキブリを捕食するようになる。
どんな殺虫剤、ゴキブリ駆除システムよりも、最大にして最強のブリゴキハンターはこのADGだ。

ADGは、何を目的にというか、どんなときに幸せを感じるのだろうか?
最終的には子孫繁栄のために生きていくわけだが、その過程において、何が一番ラッキーなのか?
ゴキブリを捕まえたときが一番のラッキーなのか?

子孫繁栄とゴキブリハントのためにADGはこの世に存在するという既成概念を超越し、
例えば、地球上におけるゴキブリの過剰繁殖を抑止するために存在する、とかあるんじゃないのかな?
と考える。(地球の衛生面、人間生活の衛生面を守るため)

そして、じゃ、ゴキブリはなぜこの世に存在するのか?
ゴキブリの繁殖というのは、不衛生でだらしのない人間環境から作られる。
ということは、人間のテイタラクや、だらしの無さを戒めるために存在する、とかあるんじゃないのかな?
と考える。

宗教的な思想ではない、
科学的な思考で、
そう考えるようになった、この2,3年である。

ハビタブルゾーン~地球は、おもしろいね (^^)


こんなことを考えている暇があったら、もっと目の前の重要課題を片付けなきゃならない自分なのに、、、

つい、ADGを発見するとこのような妄想にふけってしまうのです。