私にとって、ラジオNHK-AMと日経新聞は、宝の山。まるで知識・情報の会津磐梯山だ。

日経も、時とともにそのコンテンツが様変わりしてきてて、なかなかシャレオツな新聞となってきている。
日曜には「The STYLE」というコーナーというか、コーナーっつっても、数ページにわたる記事だが、そんなのがある。

領域は多岐に渡り広範囲、そんな中から興味深い情報が掲載されていて、とても面白い。

”名作コンシェルジュ”というコーナーは、ジャズやクラシック、その他のジャンルのメジャーな名作から隠れた名作がクローズアップされ、その記事もまた興味深い。

3月4日の当該欄に登場したのはステップス。
あのマイケルブレッカーはじめ豪華メンバーによるスーパーバンドだ。
そして紹介されてるアルバムが「スモーキン・イン・ザ・ピット」。
( ニッケイさん、勝手に使用メンゴm(__)m )

全然、知らんかった。

ステップスアヘッドは、よく聴いたし、映像でも観たがステップスはその前身ということになるのかな。
大きな違いは、ステップスアヘッドは後にフュージョン志向が強くなっていくのに対し、
ステップスはフュージョン全盛期において、逆にアコーステイックでストレートアヘッドなジャズ志向というところ。(らしい。まだ聴いてない)
しかも、メンバーは70年代後半当時のフュージョンのスタープレイヤー達ばかりという、私にとっては好奇心満載のバンド。(らしい。まだ聴いてない)

マイケル・ブレッカー(Ts)
マイク・マイニエリ(Vib)
ステイーブ・ガッド(Ds)
ドン・グロルニック(Pf)
エデイ・ゴメス(B)

そして、1980年にこのバンドが来日したらしい。
当時、私は多分、中学2年。中2といったら、おそらくロックンロール、ロカビリーとYMOテクノポップの狭間にいたころだろうなー。このころもジャズらしきものは多少は聴いていたが、当然ステップスなんて知りえない。

来日したステップスは、六本木ピットインで伝説的ライブを行ったらしい。
その実況録音が「スモーキン・イン・ザ・ピット」。
渡辺香津美さん(Gt)も1曲ゲスト参加してる。(らしい。まだ聴いてない)

ステップス・アヘッドやマイクマイニエリが参加しているマイケルのレコードは聴いたことがある。
確かに言われてみればフュージョン寄りのような気がする。

だいたい、僕は、アコーステイックでストレートアヘッドなジャズが好きだ。

マイケルが天国へ旅立ってもう11年になる。あの時、私はFM791に出演させていただき、僭越ながら追悼演奏をオンエアさせて頂いた。
マイケルのプレイは、すごいもんなぁ。。テナーマンなら、いやサックス吹きならパーカーや、ロリンズ、コルトレーンと同様に憧れの的だ。
そして、ピアノのドン・グロルニック、ドンも亡くなられてから随分となりましょう。この方のピアノの音も素敵。
一枚だけリーダーアルバムを持っていて、いつ聴いても美しい。

このスモーキン・イン・ザ・ピットのことが、どうしても気になり、、、

手配。

1か月くらい待たにゃならんみたい。

そのころは決算月も終えてるので、ゆっくり聴ける時間も取れようか(^^;)

待ち遠しい♪