GKBRというコードで現されるブリゴキことゴキブリは無論昆虫だ。

地球上の生物の歴史においては、大先輩にあたる。
3億年前から現在とほぼ変わらない姿で生息してきた。当時は体長10cmほどもあったそうな。

今年初GKBRである。
国道3号線沿いの歩道の清掃をしていたら、屋外散歩中のGKBRを発見。(久々に昆虫の写真を撮った)

寒いので動きが鈍く、写真に収めやすかった。
立派な成虫だ。よく見ると、その立ち姿が勇ましい。さすがに3億年も生存し続けている証拠だ。
人類においては、おおいに嫌われ者だ。GKBRが好きという人間は多分10000人に1人くらいかな。

でも、よーく観てほしい。
凛々しい顔つき、逞しい手足、濃い飴色に輝くウェットなボデイ、繊細さを窺わせる触覚など。

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3億年前から殆ど進化してないというが、、、
いやいや進化していると思う。とりわけその生命力。

過去を振り返ると、彼らに良く効く殺虫剤なんてなかったような気がする。
どれを使っても、素早く動いてドロン。
薬剤メーカーは色んな実験と検証をもって商品化しているはずだが、我ら庶民が使う頃には、
もう効かない。免疫がすぐつくられるんだろうね。
だから、地球に君臨している。

ところが、
具体商品名を挙げるのはいかんだろうが、ゴキ〇ェットは凄い。
3年前に購入してしまったが、これは凄い。
それまでスプレー式のゴキブリ殺虫剤なんてダメだと思ってたが、こいつは凄い。
降りかけるとGKBRはすぐさま悶絶し始める。そして数十秒後には絶命。

あのGKBRが瞬殺されるのだ。
人間の化学力って凄いなあと思うが、恐ろしい。
そうやって、いつ、我々人間も何かのきっかけで殺されるかわからない様な世の中の状況が感じられたりする。。。
恐ろしや。

もう、2年ほど、この殺虫剤を使っていない。
GKBRを見かけても、そのまま逃がしてあげる。
決してあいつら悪気があって姿を現してるのではない。
我々人間が、汚くちからしてるからやってくるだけだ。

我々が、きちんと整理・整頓・清潔・清掃を意識してればいいのだ。

GKBRもきっと、なんらか意味があって生存しているのだと思う。
きっと何かに役立っているはずと思うこの1~2年。