広辞苑第七版が発売された。日本ではメジャーな書物だ。

もひとつ、
似た様なネーミングの書物で「広辞典」というものがある。これには、大変お世話になった。

はじめての海外出張で香港に行った際にとても役に立った。
出張というよりも28日間の駐在だったので割とドップリ生活せにゃならん。

*****************
今から33年前、東京に上京する際に荷物の中におふくろがこれを入れてくれてた。
当時の版数は記憶にはないが、ちょっと古いやつだった。
東京に上って、これを使うことは殆どなかったが、その最初の海外でこれが活躍。
なぜならば、国語辞典和英併記だから。

東京の勤務先ではネイテイブ先生の英会話教室にも通ったし、小学校のころから海外に憧れてたので英語の勉強も好きだったので、多少は自信があったが、いざ駐在となると正直ビビった。
なのでこれを持参。
香港の滞在先は借り上げマンションの一室だったがそのマンションの区画内にショッピングモールがあり、そこにヤオハンがあった。
このヤオハンも非常に便利だった。
で、そのヤオハンの2階にあった本屋を覗いたら、いろんな国の書籍が並んでたがそんななか、
この「広辞典」の新しい版が売ってた。

自分の手持ちのやつは、おふくろが熊本で使い込んでて結構ボロボロでページバラバラに離脱しかかってたので購入。香港ドルでいくらだったか覚えてないが、意外に高かった記憶。

そして、現地での仕事で非常に役立った。

広辞苑第7版の発刊にあたり、このクリソツなネーミングの広辞典のことを思い出した今日この頃。