昨日は、日本易学連合会近畿支部、春季研修会に参加してきました。
 講師は枚岡神社の宮司 中東 弘さんです。演題は『顕幽一如』
大好きな日本神話にまつわる話がたくさん聞けて、とても充実した研修会でした。


 顕幽一如とは、現世と超越的な世界とは一体性があり、私たちがいかなる状況にあっても、その中に真理を見出すことができるということです。

精神性という意味では日本はとても神秘的な要素が多い国だとも思えます。その一つに世界最古の文明は日本の縄文文明であるという事も含まれます。なんと、16500年前〜140000年続いた最長最古の文明。 世界四大文明(メソポタミア・エジプト・インダス・黄河)よりも、1万3000年も前からあったのが縄文文明だなんて、何かワクワクしませんか?

日本人って本当に凄いんだと思います。

そして、中東宮司の著書を早速

購読。面白くてあっという間に読み終えました。


サイン付きだぞ✨


日本は森の国で、上空に行けば行くほど森しか見えなくなるんです。鎮守の杜、太古には杜が社であり、ヤシロとは森のこと。
縄文の木の文化を持った神様である須佐之男命が、日本を森の国にしたんだそうです。
 私達祖先が森の作り、自然と調和し、感謝と祈りをささげて、日本に八百万の神が生まれました。
生きとし生けるものは自然の一部で、調和して生かされています。
ですので、その調和が乱れては幸せとは言えません。

 宮司のお話の中に、21世紀は水で戦争が起こるというお話がありました。地球上の水の97.5%は海水で、残りの2.5%の内、水蒸気や地下水、北極の氷を除くと、飲水として利用しているのは、全体の1%に満たないそうです。この貴重な水を確保するには杜は絶対に必要なものであると言うことです。 
つい最近私も同じことを考えておりました。最近、沖縄が海外の人の旅行地に選ばれているのは、森を感じることが出来るからだそうです。森があるのは日本らしさなんだそうです。大切に守って行くべきものです。
そして、植物や水はストレスを感じると、早く枯れたり結晶が破壊されたりするんです。
見えないエネルギーの存在も最近では科学の実験などで解明できるようになりました。とても画期的なことですよね。
そして、以前ブログにも書きましたが、祈りの実験の話にも通じます。日本の習慣やもったいない、ありがとうの文化は世界にも影響を与えます。リサイクルなんて、今に始まったことではなく、昔の母は洋服でも小物でも、破れた所にアップリケをつけてお直しして長く使っていましたものね。

自然との共存


 かつて、自然には危険がいっぱいあり、その気配を察知する脳力がなければ生きていけませんでした。便利になればなるほど失われる能力です。確かに、私もスマホを持つようになって、知り合いの電話番号ですら覚えなくなりましたもの。
 文明は人々に暮らしやすさを提供してくれましたが、文明が発達すると、人々が失うものもたくさんあります。
都市の高層ビルや人工的な環境では、自然の美しさや恵みに触れる機会が減少したり、都市化や移民の増加により、人々のコミュニティの絆が希薄になることもありまるでしょう。