②が折り紙を折っている。



せっせと折り鶴を折っている。



あれ?
この冒頭…同じ。



過去記事10/26。



②は更に腕を上げ、
小さな鶴も折れるようになりました。



仕上がりに少々難はありますが、
なんとか見た目‘鶴’。



すごいじゃない。
練習の甲斐あったね。
これで来年バッチリだね。



でも、こんなにたくさん折って…
はっきり言ってゴミになるよ…



と、ここで、



黙々とスムーズに指を動かす②が言う。



「来年のじゃないよ」



「クラスの友達が入院するから、みんなで折ってる。今900羽超したとこ」



・・・



ではないよ、ではない。決して。



ゴミではないよ。決して。はい。



…失言。
お見舞いの千羽鶴でした。



山盛りとなっている、
小さな色とりどりの、
少し形の崩れた折り鶴達に、



私はあわてて祈りを送る。



元気にすぐまた登校できますようにと。



うつむき加減に、
小さな折り紙を折っている②の背後から、そっと。