私が日刊スポーツで2度目の競馬担当(2013年~2018年)だった時、

 

競馬班で同じ釜の飯を食い、何かと支えてくれた後輩M(松田直樹=下記イラスト)が、

 

部署異動で、14年も一筋だった中央競馬を離れました。

 

 

 

 

日刊スポーツの中央競馬(東日本版)「6代目本紙予想」の大役を、

 

最後のG1本紙予想(高松宮記念)=馬連ド本線的中(◎〇)という最高の形で締めくくったM。

 

 

 

マツ(彼をこう呼んでいました)にこれ以上ない花道を用意していたなんて、

 

神様も粋じゃないですか(笑い)

 

 

 

 

 

それとは対照的に、

 

6年前、私が日刊スポーツを退社する前後に、

 

神様は2度の長期入院(ガンと脳血管障害)という試練、いや天罰を課してきました😀

 

これもすべて、日頃の行いの違いなのは間違いありませんが……。

 

いや~、厳しいな、人生ってヤツは(笑い)

 

 

 

 

 

そんなことはともかく、

 

そのマツが先日、いい記事を書いていました。

 

 

 

 

誰からも愛される名伯楽の国枝栄師が、

 

大学時代に東京競馬場でバイトをしていた時、

 

新馬戦に出走する馬の中に、やけに騒がしい馬を目撃。

 

それが天馬トウショウボーイで、

 

同じ伝説の新馬戦には、グリーングラスとシービークインもいた。

 

そんなくだりがグッと刺さりました!

 

 

 

 

国枝師の若き学生時代のまぶしい姿─

 

トウショウボーイ(後に皐月賞、有馬記念を制覇)のヤンチャな姿─

 

ライバルのグリーングラス(後に菊花賞、天皇賞・春、有馬記念を制覇)の存在感─

 

そして、

 

あのミスターシービー(史上3頭目の3冠馬、父はトウショウボーイ)の母シービークインもその中に─

 

 

※トウショウボーイ、テンポイント、グリーングラスの3強ライバル物語は語り草

 

 

 

そんな情景を思い浮かべるだけで、何だか楽しくなってきませんか!

 

 

 

 

 

こんな面白い話を日々、当たり前のように聞き出せるのも、

 

愛嬌たっぷりの彼の人間性、仕事への情熱の賜物だと思います。

 

 

 

本当、マツは稀代の人たらしというか、後輩でも屈指の愛されキャラでしたから😀

 

きっとどの現場でも、読者を念頭に置いた、いい仕事をするのは間違いないと思いますよ!

 

 

 

 

あっ、そう言えば、思い出しました。

 

私が会社を辞める時、寂しげな表情で、

 

「山田ロス(喪失感)がデカイですよ」なんて言っていたのはマツでしたが、

 

退社後、彼から連絡が来たことはありません😀

 

そんなお調子者で憎めない一面も、彼の魅力なんですけど(笑い)。

 

 

 

 

彼は4月からボートレース担当だとか。

 

水上で命を懸けるボートレーサーたちの、人間味あふれる原稿を楽しみにしてますよ!

 

皆さんも、「6代目 日刊本紙M」の次なる活躍に、こうご期待!