今さらですが、ギャンブルって厳しい世界ですよね~。
昨年末から複合型場外の双葉(山梨県甲斐市)で、
ボートレースの予想会などをやらせていただいているのですが、
何せ当たらないことには見向きもされない、分かりやすい世界。
かつて日刊スポーツの看板を背負っていた時にも、
競馬、ボートレース、オートレースの予想会をやっていましたが、
司会進行のMCから集客まで、それぞれ専任の人間がいて、
私はMCの進行に任せ、予想だけしていれば良く、
結構、気楽なもんでした(笑)
対して、
フリーになった今は、自ら進行から集客までやるため、
予想の能書き&当たり外れが、モロに会場の反響に表れます。
とにかく買い目を絞って当てて見せないことには、
目の肥えた"甲斐ギャンブラー"に相手にしてもらえません。
それはもう、毎度毎度、必死で予想会に挑んでいます(笑)。
気合を入れて、前日から甲府のホテルに前泊し、
予想するシリーズのレースリプレイを徹底チェック。
そのシリーズの傾向とエンジン相場、
選手のリズムなどを把握した上で、
当日、展示航走を最終チェックし、
能書き&予想の披露となります。
予想を外した時の、
お客さんの冷たい視線にはゾッとしますが、
当たった時に、
「よお、先生(私?)のおかげで(舟券が)取れたよ」
なんて言われると、
恥ずかしい一方で、ヤケにうれしくなったりします!
長年、公営競技の予想を生業としてきた私の信条は、
「お客さんに笑顔と富を!」。
これ、冗談ではなく、
相手の顔が見えない新聞社時代の予想でも、
常に読者の笑顔、激怒、悲鳴などを想像しつつ、
全身全霊で予想をしてきました。
それが今は、目の前のお客さんを相手に、
能書きを垂れ、予想をする訳ですから、
より緊迫度が増すというものです。
直に接するギャンブラーの皆様に笑顔をお届けできるのか、
あるいは、
武運なく冷たい視線を一身に浴びることになるのか。
まさに「勝てば官軍、負ければ賊軍」の世界です。
そう考えると、
全国のレース場で予想台に立つ予想屋の皆さんって、
本当にタフというか、頼もしいですよね~。
何年も何十年も、直に、
目の前のお客さんを相手に、
「ガチンコ勝負」しているのですから。
そんなこんなで、今月も19日に双葉へ行って参ります。
予想するレースは戸田の「SGボートレースクラシック」。
戸田ボートには18歳から通い、
客として、記者として最も親しみのあるホームプールですから、
甲斐のギャンブラーの皆様に「笑顔と富」をお届けできるよう、
"大きい仕事"をしてこようかと思います。
予想会が散々な結末だったら?
遠慮なく罵声を浴びせてください。
「帰れ、バカ野郎!」なんて感じで(笑)。
そう言われないよう、気合を入れて行ってきます!