いよいよ有馬記念ですね。
今回の有馬記念のテーマは「新スター誕生」。
イクイノックスが有馬記念を前に引退し、パッと見は混戦模様ですが、
イクイノックスの後を継ぐスター候補、いや本筋のスターがいるじゃないですか。
どの馬かって、タスティエーラですよ。
デビュー以降の臨戦過程が、どこかイクイノックスに似ていませんか。
決して早熟ではないイクイノックスも、万全とは言えない状態の中、
馬券(連対)を外さない競馬を続け、昨年の天皇賞・秋で覚醒。
今年のジャパンカップまで無傷のG1・6連勝で頂点を極めました。
一方、タスティエーラも2戦目の共同通信杯こそ4着に敗れましたが、
弥生賞(1着)⇒皐月賞(2着)⇒ダービー(1着)⇒菊花賞(2着)と、
まだ本格化していない状況の中で結果を残し続けました。
特にダービーからぶっつけ本番の菊花賞で2着を死守したレースこそ、
タスティエーラの非凡さを証明したレース。
たたき2戦目の有馬記念を圧勝し、来年は昨秋以降のイクイノックス同様、
無傷の連勝街道を歩むに違いありません。
そう、新スター誕生です。
ただひとつ、不安材料は、
日刊スポーツの元本紙T(高木一成)から届いたショートメール。
「タスティエーラはやめて欲しかった」
どうやら元本紙Tと有馬記念の本命がかぶったようで、
ヤツにとっても確信の中、唯一の不安材料になったようです。
現地観戦した凱旋門賞でディープインパクト鉄板と二人で叫び、
ディープが散ったシーンが目に浮かびます。
その後も本命がかぶると決まって、両者の本命馬が馬群に沈んできました。
「タスティエーラはやめて欲しかった」
それはこっちのセリフじゃい(笑い)
本命がかぶると消える─
今はただ、この悪しきジンクスが破られるのを、ただ祈るばかりです。
でもそんなジンクスを吹き飛ばすほど、タスティエーラはモノが違うと思いますよ。
タスティエーラが後続を突き放す圧勝劇!
「新スター」が誕生するシーンが目に浮かびます。
相手は混戦で単勝勝負!