「渡世の義理」とでも言うのでしょうか、個人事業主仲間の要請を受け入れる形で、目下、東海地方に「プチ旅打ち」に来ています。
ただ、新型コロナ感染が急拡大している状況ではありますので、極力、感染を避け、また旅先でも迷惑をかけないようにと、連れと2人、まるでヒットマンのように、おとなしく潜伏しております
とはいえ、せっかく旅打ちに出たのですから、その土地土地の美味くらいはいただこうと、初日は、浜松餃子の人気店「石松餃子」に立ち寄りました。
もちろん、石松餃子(写真)は味も絶品ですが、石松餃子のあの食感はたまりません。
JR浜松駅の構内にも石松餃子の店舗がありますので、浜松へ行った際は寄ってみて下さい。
2日目の夜は、浜松の繁華街に軽く足を伸ばしましたが、コロナの再拡大の影響でしょうか、やや客足が鈍い気もします。
連れが怪しげなマッサージ店に入るのを見届け、私は夜の浜松の繁華街を軽く散策しました。
繁華街をくまなく歩いていると、ふと30年以上も前のことを思い出します。
まだバブルの余韻が残っていた1980年代後半、ギャンブル仲間の青木さんという兄貴分が、就職のため、故郷の浜松に戻ったので、
兄貴分の就職でも祝ってやろうかと、兄弟分のキンコーと浜松へ出向いたことがありました。
兄貴分の青木さんとは、学生時代、プールの監視員のバイトで知り合い意気投合。
何せ、トッパンや花札などの小博打に目がない人だったので、兄貴分のアパートに転がり込んでは、夜通し、小博打にふけっていました。
そんな博打好きで、パンチパーマだった、こわもての兄貴分が選んだ就職先が、まっとうな金融機関ですから、笑っちゃいます。
浜松に兄貴分をたずねた夜も、就職祝いの後、確か徹夜で小博打に興じた記憶があります。
その兄貴分とは、今や音信不通ですが、ギャンブルで身を滅ぼしていないか、就職先の金融機関の金に手を付けていないか、気になるところです(笑)。
そして、繁華街をさらに歩くと、バブル期に一世を風靡したディスコ「MAHARAJA」の系列店(浜松マハラジャ)があったと思われる場所にたどり着きました。
例の兄貴分をたずねた数年後、旅打ちで浜松に宿泊した際、ギャンブル仲間とナンパ目的で浜松マハラジャに行きましたが、
「ドレスコード」(店にふさわしくない服装は入店拒否)に引っかかり、入店を断られた苦い経験があります。
何せ、連れがアロハシャツや、よれよれのTシャツ姿のギャンブラーばかりですから、門前払いになるのも当然ですね(笑)。
まあ、あの頃のギャンブラーは怖い者知らずですから。散々、黒服に罵詈雑言を浴びせて帰ったのを覚えています😀
土地土地の繁華街を歩くと、何だかんだ昔のことを思い出せるので、まだまだ脳の方は問題なさそうです。
ただ、年齢とともに、ギャンブルの勝負勘が鈍っているのは確か。
ビビビと直感が働き、ビシッと1点で仕留める!
そんな、昔のような気持ちいいギャンブルを打ちたいものですが、
3連単の60点勝負でも散る(消した1艇が舟券に絡む)ことがあるくらいですから、勝負勘も何もあったものじゃありません。
ギャンブル場のある繁華街を散策することで、少しでも往年の勝負勘が取り戻せたらいいのですが……
もっとも、往年の勝負勘をもってしても、負債が増え続けていった訳ですから、ギャンブルは甘くありませんね。
そこのあなた、「負ける気がしない!」なんて過信をしてちゃ、痛い目に遭いますよ(笑)