夜な夜な雀卓を磨く居酒屋店主 | ヤマジュンのギャンブル日記

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先日、麻雀仲間で居酒屋を経営する料理人O君(30代)の自宅に、新品の雀卓(写真)が届いたそうです。

 

 

O君はこれまで、中国製の中古の雀卓を使っていましたが、

 

中国の麻雀は卓も牌もサイズが大きいケースが多く、

 

我々もO君の従来のビッグサイズの雀卓で打つ時は、腕と腰の疲労(腕を伸ばし、腰を上げる動作の連続で)が蓄積して、難儀していました(笑)

 

 

 

対して、今回の雀卓は日本製の新品ピカピカで、もちろん標準サイズ。

 

機能も数秒で点数が表示され、トラブルの心配もほとんどないなど、使い勝手は「バッチリ!」だとか。

 

なんせ、価格が40万円前後という新品の雀卓ですから、O君の愛着はハンパではありません。

 

まだO君の新しい雀卓で打ってはいませんが、今から新卓で麻雀の腕を競う日が楽しみです。

 

 

 

 

それはさておき、本題は、ここから。

 

 

実はO君、最近、やたら麻雀が強くなりました。

 

もともと「筋」は良かったのですが、若さからか、雑な麻雀が目についていました。

 

 

ですが、30代半ばの今は、落ち着きというか、謙虚さというか、麻雀に向き合う姿勢に変化が見て取れるようになりました。

 

 

 

その最たるものが、麻雀卓に対する「愛情」「感謝」です。

 

もちろん強打などしませんし、ポンやチーでも、愛情に満ちた手つきで牌を並べます。

 

麻雀牌を卓内に入れシャッフルさせる時も、感謝の気持ちを込めるように、大事に牌を吸い込ませています。

 

明らかに、麻雀に対する姿勢が変わりました。

 

 

過去には、意味不明の奇声を発し、ハンパない強打で卓を叩き割った武闘派雀士もいましたが、

 

今は麻雀もコンプライアンスの時代。ソフトに紳士的に打ちたいものですね(笑)

 

 

 

 

 

ところで、この料理人O君は、夜に仕事が終わると、麻雀卓に向き合うことも少なくないようです。

 

 

バーボンを片手に、雀卓から麻雀牌、点棒まで、ピカピカに磨くことが仕事後のルーティーン。

 

そうすることで、日々の仕事の疲れが解消されるのかもしれません。

 

また、麻雀に対する真摯(し)な気持ちを再確認し、謙虚な心構えを忘れないようにしているのかと思われます。

 

 

 

 

ここで思い出すのは、元メジャーリーガーのイチローです。

 

イチローは誰よりも道具を大切にする心を体現する選手として知られていますが、

 

料理人のO君も、三度の飯より大好きな麻雀に対するリスペクトから、道具(雀卓、牌など)を大切にしているのです。

 

 

 

プロのトップアスリートの中にも、テニスのジョコビッチやゴルフのマキロイのように、プレーがうまくいかないと道具にあたるような選手もいますが、

 

概して、長くトップで活躍し続けるアスリートは、道具を大切にしていると思います。

 

 

 

 

日本ゴルフ界のレジェンドの青木功さんもそうでしたし、

 

公営競技の選手でも、騎手ならムチやブーツ、競艇選手やオートレーサーなら頭部を守ってくれるヘルメットを、

 

レース後に感謝の気持ちを込めて、ていねいに磨いている選手も少なくありません。

 

 

 

 

きっと、料理人O君が最近、やたら強くなったのは、

 

麻雀に欠かせない雀卓、麻雀牌などの道具に対するリスペクトの気持ちの強さの表れかもしれませんね。

 

これまで、O君の雀卓で麻雀を打つ時は、必ず卓と牌がピカピカに磨かれていましたから。

 

 

 

 

私もイチローやO君を見習って、今後雀荘に行く時は、おしぼりで点棒や赤牌(門前=メンゼンであがるとチップ1枚)をピカピカに磨こうかと思います。

 

感謝の気持ちを込めて点棒や赤牌を磨けば、なんか点棒がどんどん増え、チップも山盛りになりそうな気がしますからね(笑)

 

 

 

競馬や競艇に行く時は、いつも使っているPentelの赤いサインペンをピカピカに磨きましょうか。

 

万馬券や万舟がバシバシ取れそうな気がしませんか?

 

 

 

まあ、感謝の気持ちではなく、「邪心」で道具を大切にするフリをしても、逆効果でしょうね~(笑)