さきほど、徳島に墓参りに行くついでに、鳴門ボートに立ち寄ってきました。
と言っても、最初から、墓参りに行く前に、鳴門ボートでひと勝負するつもりでしたが(笑)
鳴門は今節、「ルーキーシリーズ」で、関浩哉、畑田汰一、新開航、前田篤哉、黒野元基ら、粋のいい若手が参戦。舟券を買う意欲がわいてきます。
ということで、墓参りから逆算して、モーニングレースの前半1~4R限定で勝負することにしました。
1~4Rの1号艇は黒野元基、中村日向、川原祐明、馬場剛。
1Rの黒野は、展示気配から分かる通り、明らかに弱めの足色ですが、とはえい、相手的に負けられないところ。
2R中村、3R川原、4R馬場はエンジンパワーも十分で、まず負けない気配です。
そこで、本日はヒモ探しに専念することにしました。
まず1Rは、黒野の相手に、展示気配上々だった6号艇の谷口知優を指名。
しかし、谷口は新人相手に進入で動かず、レースも淡泊そのもので、見せ場なく6番手追走。
バッターアウト! と観念したところ、何と3番手を走っていた高木圭大が2周1マークでまさかの振り込み。そこに4番手の表健太も接触。
これはチャンス! と一瞬立ち上がりましたが、3着には最低人気の垂水悠が浮上し、谷口は無念の4着。とほほほ。
どうせなら、2艇の失速の間隙を突いて、3着に来てくださいな😢
そう、無言で天を仰いだのは言うまでもありません。
いつの時代も、ファンは勝手なものですね(笑)
ちなみに、ガチガチ人気の1-2-3は、3連単450円でした。
そこにドカンと大口勝負していた人は、「できた!」と声を張り上げたことでしょうが、
まさか直後に「脳天杭打ち」(パイルドライバーというプロレス技)が待っているとは、夢にも思っていなかったでしょうね(笑)
私のような「雨のち、一瞬晴れ、やはり雨」のケースより、「晴れのち、急転直下、雨(嵐)」の人の方が、ショックは格段に大きいはず。
ギャンブルは流れですから、「晴れのち、急転直下、雨(嵐)」の人は、その後のレースも暗雲必至。
だが、私のケースなら、まだまだ回復の兆し十分!
そう勝手に都合良く解釈して、2R、3Rに挑みましたが、ともにヒモを誤り、早朝から3連敗。
こちらも脳天杭打ち(パールドライバー)状態になってきました。
が、天は、これから墓参りに出向こうかというギャンブラーを見捨てたりはしませんでした。
本日最後の勝負レースとなった4R。展示気配から、5号艇の田村慶を断然人気の馬場の2、3着に指名しました。
期待に応えて、田村は1マークで迷いなく、フルターンで舟券圏内に入りかけましたが、舟が流れた3号艇の定松勇樹に持っていかれる形で後退。
またしても万事休すか!
そう観念し、帰り支度を始めた瞬間、何と2周2マークでアクシデント発生です。
3番手の定松が振り込んで転覆。
最後まであきらめずに前を追った田村が、しっかり3番手に浮上してくれたおかげで、本日ついに、私の舟券に「初日」が出たのです。
偉い! 田村慶!
すぐに田村慶に関する情報をググりました。
徳島のエース田村隆信とは無関係、高校野球の強豪だった池田高校卒業、師匠は西野雄貴、104戦目で水神祭……
田村慶! そのカッコいい名前と情報はインプットしたぞ!
こうして、ファンは、身勝手に選手を贔屓(ひいき)にしていくのです。
いつの時代も、ファンって、自己中ですよね(笑)
ということで、何とか一矢報いて、徳島まで墓参りへ。
これでは、墓参りのついでに鳴門ボートへ寄ったのか、鳴門ボートのついでに墓参りに寄ったのか、分かりませんね。
なんか、ご先祖様から天罰が下りそうな気がしてきました(笑)
余談ですが、
万年金欠で失うものがない私とは意味合いが違いますが、
若い選手も失うものは何もないんですから、どん欲に水面で自己アピールをして、暴れに暴れて欲しいと思います。
基本的な操縦ミスや淡泊なレースは論外として、プロとして最善を尽くした末の敗戦、転覆、落水などはファンも大めに見てくれますから。
いつの時代もファンは身勝手ですが(笑)、選手の思いと言うか、水面でのレースぶりはしっかり見ていると思いますよ。
田村慶選手のように(都合のいい自分に苦笑い)、大きく育つ若手の台頭を楽しみにしています。