義烏で仕入れ、どうすれば更に安くなるか? | YIWUTRADEスタッフブログ(現地スタッフの関西人が書いています)

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中国義烏(イーウー)で貿易、検品会社を経営している会社の現地日本人スタッフのブログです。 会社HP http://yiwutrade.deci.jp

義烏国際市場を見歩いて安いと言う方と高いと言う方がございます。

どちらが本当か。

 

国際市場での仕入れ、一般的な日本での仕入れに比べれば数段安いのですが、最前線で戦っているバイヤー方には高いと言われる方もございます。

 

今回は格安の商品をさらに格安にする方法を教えます。

 

専門店の方やギフト関係などで同じ商品を追及したり、大量発注される方は市場の価格が高いと感じておられる方もございます。

 

しかし、中国でも誰に聞いても他の場所より義烏の方が安いと言うのになぜなんでしょう。

 

これは、商品を製造する場合全ての工程を1軒の店(工場)が行うのではないからです。

 

           これなんだかわかりますか?

Yシャツの襟の下に入ってるPVCの透明パーツです。

この様なパーツが市場で仕入れれますので義烏はサプライヤーにおいても便利な市場なのです。

 

このパーツ普通在庫がございまして、日本円で0.1円以下で買えます。

工場も同じく彼らの店から仕入れてます。

彼らと私たち購入条件は同じです。

 

こんなパーツ倍で買ってもYシャツの値段たいして変わらないと思う方間違いです。

 

このパーツ購入のロットは、この店の場合20万個です。(1箱の入り数が20万個です。)

Yシャツ工場が注文を受ける最低ロットは長袖のYシャツの場合1色750枚(生地ロット1000m長袖の用尺1.5m)ですので、シャツ1枚につき2個1500個しか必要ありません。

 

残りはいつ必要になるか分かりませんので、当然この注文の750枚の価格に加算されます。

 

Yシャツの梱包、日本で見てれば分かりますでしょう。

たくさんの梱包用のパーツがございます。

 

また、この梱包は購入国によって梱包方法が異なりますので注文のたび市場に行かなくてはなりません。

 

Yシャツ工場ではこのパーツ類を仕入れる手間も当然含めますのでパーツ1個あたりの価格は更に高くなります。

 

日本で2000円程度で売られていますTC45と呼ばれてます縦糸ポリ、横糸綿のYシャツを現在Yシャツ専門の商社に注文いたしますと4.3ドル位でして、義烏のYシャツ工場に直接注文すると5ドルを超えます。

 

先程の事が原因です。

 

商社では生地も含めまして各パーツを一番安く効率の良い仕入れをしYシャツ工場には加工費のみ支払いますので、このような差が出てきます。

 

工場が取り過ぎと思う方は間違いです。

 

工場は格安のYシャツ750枚ぐらいの注文では部材の購入にそれほど労力は使えませんし、生産ラインの崩れます小ロットの注文はほしくありません。

 

部材で儲ける気のない工場は、部材を支給されましたらかえって喜びます。(数量が多い場合は嫌う場合もございますが。)

 

仮に私共みたいな代理購入業者に5%手数料を支払っていただいてもノウハウのございます代理業者の場合お客様の購入価格は市場で工場に直接購入される場合より最終的に安くなるのはこのためです。

 

大手業者が直接仕入れをしない場合いが多々有るのはこの様なからくりです。

 

 

数量の多いギフトなどどうなるでしょう。

 

1ドル以下で数十万個のギフト用品日本でも結構需要ございます。

 

この様な場合においてもかなりの差が出ます。

 

この差は日本円で1000万以上になる場合もございます。

 

仮に20万個で、2300万円ほどの発注商品で、え!1000万円と、お思いでしょうがギフトは過剰梱包です。

 

付録付き雑誌買われた方お分かりですよね。、

雑誌付録など梱包は大きくても中身小さいでしょう。

 

工場は中に入れる商品はいつも制作している商品ですから、シビアに価格が出せますが、ギフトの場合1回きりの梱包が多く工場はその梱包に関してはプロではありませんので損しないように余裕を持って見積もります。

 

この梱包材を各パーツごと人件費を含めまして徹底的に追求しますと

この差が時には1000万円以上出るのです。

 

輸入商社ではこのことはお客様には当然秘密です。

そらそうでしょう。自分から安くする馬鹿いませんよね。

だからノウハウのある業者と無い業者で雲泥の差が出ます。

 

参考になりましたか。

 

少量の買い付けは?

 

少量の買い付けの方でも始めれますよ。

 

簡単な例が腕時計

 

本体とベルト同じ店で同時購入が良いのか、別々に購入するのが良いのか。

2通りの購入価格は同じ価格ではないはずです。

 

同時に購入するのが良いか2軒の店から別々に購入するのが良いか比べることによって何も考えず買い付けしている時より、購入トータルの金額は安くなるはずです。(手間は当然2倍かかりますが。)

 

工場としては一般的に金属加工の工場と縫製工場、別々の工場として判断して間違いはありません。

 

したがってどちらかの商品には利益が2重に乗ってます。

 

もし購入数量が多い時は電池など別工場での商品も考えれます。

だんだん分かって来ましたでしょう。

 

Yシャツと同じです。

 

数の論理で数量が多くなればなるだけすべてのパーツで考えれます。

仕入れ数量が多い場合、店が値引きするだけの価格差ではないのです。 

TOYOTAが儲かるの分かるでしょう。

TOYOTAは軍手の仕入れまで糸がいくらで人件費がいくらとか言って来るらしいですよ。

卸業者が言ってました。

時計売り場の中にベルトだけの専門店も有るのです。

 

また別々に仕入れることによりあなただけのオリジナル商品の始まりでもあります。

 

完成品を簡単に仕入れ労力を販売に回すのも良し。

各パーツで原価を見直し仕入れを安くするのも良し。

あなたの判断です。

追求すればどちらも正解かと。

 

最後に念を押して置きます。

 

先に国際市場が高いと言ったバイヤーも義烏近辺で仕入れてます。

彼らは価格競争の為、良いとこ取りの買い付けをしているのであって各パーツの単価や加工費は中国では義烏が安いのです。

彼らもやはり義烏から離れられないのです。

 

              YIWUTRADEでした。

             

        OEMお考えの方ご相談に乗ります。

        私馬鹿みたいに見えますが、意外に詳しいですよ。

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