みなさんこんにちは。

UとGでUG(ユージ)です。


今回は、RCオアフにてESCセッティングを学んできました、という話です。

なお、素人がデータに基づかないフィーリングで記載しているため、間違っている内容があれば優しくご指摘下さい指差し



 はじめに




正直、今まで「ESCのどの数値」をいじると「どのように変化する」のか、あまり分からずピコピコしていました。

ネットやYouTubeで情報を調べつつ、岡田さんや総長にいじってもらった数値を少しずつ動かす程度。

せっかくハイエンドなメカを使っているので、もう少し使いこなしたい!と常々感じていました。


そんななか、アキュバンスのアップデートがリリースされ、オアフにてESCについてレクチャーいただきました。

ESCセッティングについて丁寧にご対応いただき、なんとなく方向性が見えたので備忘録として残したいと思います。



 まずはジャービスxxをアップデート!


ついにFUTABAの10PXも対応したので、待望のAcuvance Xarvis XXのファームウェアをアップデートしました。

(まぁこちらもまぁまぁ難渋しました…もう少しメカに疎い方にも分かりやすいとありがたいっす)




アップデート後はESCデータが初期化されるので、現在の設定をしっかりとメモ(写真を撮るのがオススメ)しておくことが大切です。

自分はアップデート後に10PXとS-BUS接続ができなくなりましたが、セッティングモードをESCからリンクにしたりしていたら直りました。

(正しい対応かは不明…参考動画を貼っておきます)




 さっそくESC活!


岡田さん流のAcuvance ESCでのブースト・ターボ・ドライブ周波数についてセッティングを学びました。

  • まずは現在の設定値をメモ
  • ブーストとターボを0にする
  • 可能であればタイムを測定。一周周回するタイムと、コースで1番テクニカルな部分の区間タイムをそれぞれ出します(1人だと少し大変かも)
  • ノンブースト、ノンターボでどのくらいの回転数をよく使うか調べる(勇気を持ってチラ見)
  • ブースト高め・ターボ低めか、ブースト低め・ターボ高めか好みの方向性を決める(自分は後者でした)
  • ターボ進角だけ元の数値で入れてみる
  • フィーリング(大事!)、タイム、客観的なパッション(これも大事!)などを踏まえて設定値を上下させる(始めは大きめの数値を入れて、方向性を見るのが大切。なお、ターボアクティベーションはフルスロットルにしています)
  • ターボオンスロープで同じことをやる(感覚的にはリアの振り出しやすさが変わりました)
  • ターボオフスロープで同じことをやる(スロットルを戻した時のグリップ回復の速さが変わりました)
  • 次に、ターボはそのままでフルブースト進角を元に戻す
  • ブーストエンド回転数を元々の最大回転数近くまで上げる(ブーストのかかりがマイルドになり低回転で路面を捉えやすくなりますが、動きがモッサリに感じました)
  • ブーストスタート回転数を、ノンブーストでよく使う回転数付近に設定する
  • 低回転で滑りすぎてしまう時は、スタート回転数を上げる(ブーストによるホイルスピンを減らすイメージでしょうか)
  • フルブースト進角を2ずつ上下させ好みのフィーリング
  • 微調節しながら、しっかり角度が入るけどタイムが遅くならないちょうど良いところを探る(この時に、バッテリーの残量にも注意。7.5V近くで交換しながらやりましょう)


そして個人的に1番フィーリング変化に驚いたのが「ドライブ周波数」でした。


10近くまで落とすと、車がよく動きパッション溢れる荒々しいドリフトになりますが、かなりピーキーでフラつきやすくなる感じ。スロットルへの反応が過激になります。


一方50近くまで上げると、スロットルのツキが良くなると言うか、重たくなったような、ラインは狙いやすく車のフラつきが減りますが、バッテリー電圧が下がったような まったり・もっさりとした動きに。ブーストやターボはしっかりとかかるので、突然リアが飛び出ることもしばしば(バッテリーがなくなったわけではないので当たり前ですが)


ブースト・ターボで好みが決まった後は、コースやその日のフィーリングでドライブ周波数をいじる、というESC活はアリ寄りのアリだと思いました。



 現時点の成果

オアフにて2時間弱、色々と教えていただいた結果です。現在の自分のベースとしてはこんな感じになりました。











まだ理解できていない、詰めてない項目もたくさんあります。

ここから微調節していきたいと思います。


 終わりに




タイムにこだわりすぎるのも×ですが、設定でタイムのバラつきが減ったり、深いアングルがついても浅角の時とタイムが変わらない、など不思議な体験をすることができました。


再現性を持った設定を行うという意味では、タイムを測るというのも一つの武器になると思います。


ESCのたった数項目ですが、かなり劇変しました。

ここをベースに、好みに調節していきたいと思います。

岡田さん、お忙しいところご対応いただきありがとうございました!