みんな元気ですか
プラトンは知っていた
プラトンのアトランティスに関する記述は
非常に具体的でしかも謙虚でした。
自分の想像や創作はほとんど
はいっていません。
というのは、彼はプラトンの200年前に生きた
偉大な師であるソロンの記述をもとにして
アトランティスの歴史を書いたと
正直に述べています。
そのソロンは自分で訪れたエジプトの地で
これを実際に神官たちに聞いた話として
正確に伝えています。
なぜこの神官の話が正確に伝わっていること
がわかるかと言いますと、実は現代の
科学の粋を集めた地質学でエジプトの
神官が述べた当時の地表を調べると
証拠が一致するのです。
考古学ではプラトンの書物は夢物語であり、
同時にプラトンが作った小説に過ぎない
としています。
ましてやアトランティスなどどこにも
存在しなかったとしています。
今でも多くの考古学者はアトランティスの
名前を聞いただけで笑いものにします。
全く検討する価値もないとして
無視しています。
今までも検討されることは
ありませんでした。
しかし、地質学界からいくつもの
動かぬ証拠が上がり始めて来ています。
近い将来、このプラトンの「アトランティス」
はもう一度大きな注目を浴びることに
なるかもしれません。
その本に述べられているのは、ソロンの時代
より9000年まえにアトランティスが
海に沈んだこと。
つまり今より約1万2千年前の
ことになります。
年代もはっきりと一致します。
さらにその原因が天空から来た大災害が
原因であること。
彗星級の隕石の地球への衝突が原因と
述べているのです。
プラトンの「アトランティス」は歴史書です。
単なる小説ではありません。
さて・・・
昨日ご紹介した疑問に関する部分ですが、
つまりなぜレムリアびとの足あとが
大洪水のあと全く見つからないのか、
という点に関係するヒントが、この本の
中に見つかったような気がするのです。
彼はこう述べています。
アトランティス人は最初は非常に
スピリチュアルな人々だった。
大自然に感謝の祈りをささげ、人々の調和を
最も大切にしその上に繁栄を築いてきた。
しかしある時を境にして彼らは
変わってしまった。
自分たちの科学力をもとにしたパワーを
過信するようになった。
自分たちのやり方を周りの国々に押し付け、
逆らうものをしいたげるようになった。
あらゆる物事に対し性急に成果を
求めるようになった。
目先の経済的利益だけを追求し、そのために
多くの長期的な犠牲を伴っても
顧みることがなくなってしまった。
近視眼的な生き方のために、天空から
迫りくる大災害に対して準備をすることを
忘れてしまった。
しかし、それはある時突然にやって来た。
その結果、一晩でアトランティスは海に
沈んでしまった・・・
と述べています。
まるで現代の事を描写しているような
気分になります。
以前このシリーズでご紹介しましたが、
レムリアはアトランティスによって
滅ばされた可能性があります。
アトランティスが沈むおよそ
400年前の事です。
レムリアはアトランティスによって
滅びることを事前に察知していました。
当時レムリアの科学力も相当な
水準にありました。
レムリアがアトランティスの陰謀によって
滅びるのならば同じ方法でアトランティスに
巨大隕石を落とす仕掛けを作ります。
その仕掛けはおよそ400年後に間違いなく
作動します。
アトランティスにはそれを防ぐ方法は
なかったのです。
しかし・・・
このレムリアの復讐自体が長い間
疑問に思えました。
レムリアは初期のアトランティス以上に
スピリチュアルな人々でした。
何よりも調和を大切にしました。
そのレムリアびとがなぜ、復讐などという
一見低次元の行動をとるのか・・・
という疑問です。
その点についてはこう思うんです。
プラトンが書いたように、アトランティスは
当時世界の頂点にいました。
おごり高ぶり傲慢でした。
そのままいくと地球が滅びる可能性が
ありました。
いつかの地球とよく似ているかも
しれません。
もしかしたら、レムリアびとはそれを
止めたかったのかもしれないと思うのです。
この宇宙に浮かぶ、青い宝石のような惑星が
生き延びることが出来れば、必ず
レムリアのこころは復活することが出来る。
新しい叡智を持った人類として。
だから、今は地球を滅ぼす時ではない
そう思ったのかもしれません。
レムリアびとの足あとはありません。
ことごとく消えてしまいました。
でもその心は今でも息づいています。
続きはまたね・・・
深い思い・・・