前回の記事から

随分と時間が空いてしまいました(汗)

申し訳ありません。

 

ということで、

「出会いはどうやって求めるか?」

 

恋活の設定で話をしていますが

ビジネスにも活かせて一石二鳥、後半です。

 

 

恋人候補な女性、あるいは

単純に「ご縁があるかもしれない」人と

出会える確率が高い場所にまずは足を運ぶ

ところまでは解説しました。

 

前編、ちょっと補足追加してますので

よかったらもう一度読んでみてくださいね)

 

次は、そうした場で

実際どんな行動を取るかです。

 

わたしの個人的経験も交え、

日本限定じゃなくて

世界共通と思われる「本質」として

「姿勢と行動」の話をします。

 

 

1.結果が出ない典型的パターン

 

具体的行動に入る前に、まず

ある典型的なパターンについて

少しお話したいと思います。

 

ここを先に理解しておくことで

時間の無駄を大幅に省ける人もいると思います。

 

さて、出会いを求めて自ら

いろんな場所にアプローチを始めました。

 

で、人と会うのが大好き!

という人はいいのですが

そうでない場合、

  • 知らない人の集まる場に行く
  • 知らない人に話しかける
  • 会話をつなげる

ことが、だんだん苦痛になってきます。

これ、わたし自身がそうですので

よ~~く分かります。

遅かれ早かれ、かなりの確率で

 

「こんなこと、やりたくないなー」

 

と感じ始めます。そして

 

こんな思いをしてまで、本当にすべきことなの?」

 

さらには

 

こんな思いをするなんて、どこか間違っているに違いない!」

 

と考え始めます。結果、

  • 人がいる場に出向く
  • 人がいる場に参加する
  • 人と交流する

という基本行動をやめてしまう。

 

本当によくあるんですが、特に

 

「後悔しないように、やりたいことをやろう」

「自分に正直になろう」

「ありのままの自分で生きよう」

 

そうした思いがあると

 

「こんな思い」=ネガティブな感情が起こるということは

それは自分の「すべきこと」ではない

 

と考えたりすることがあるようです。

 

「こんなに嫌な思いをしなくても、

もっと他に『心が喜ぶ道』があるんじゃないの?」

みたいに。

 

しかし、です。

「そもそも」を考えてみましょう。

 

そもそも、どうして出会いの場へ

足を運ぼうとしたんでしたっけ?

それは、

 

「恋人(あるいはメンター、お客さんなど)が欲しい」

 

からでしたね。

 

この原点に帰ってみれば明瞭なのですが、

人との接点がなければ

出会いなんてありえない、ということ。

 

宝くじも買わなければ当たらない。

そして確率の問題ですから、

接点を持てば持つほど

当たる可能性は大きくなるわけです。

 

ところが行動をやめてしまう人には

 

「そもそもの目的」のすり替え

 

が起こってしまっています。

 

言い換えれば、

「本当は何がしたいのか」が不明確

な状態だということです。

 

行動が止まってしまうとか

モチベーションが起きないという人は、

ぜひ次の2点を考えてみてください。

 

(1) そもそも何のためにそれをするのか?

(2) 自分はその「そもそもの目的」を本当に求めているのか?

 

答えが「本当に恋人(メンター、お客さん、仲間)が欲しい!」

であれば、

「接点を求める」ことは必須です。

 

必須ですので、問答無用、ノーチョイス。

「どうすれば接点ができるか」

ひたすら考え、試行錯誤して行動です。

 

しかし、もしかしたら答えは

 

「本当はそんなことやりたくない」

「人と接点なんて持ちたくない」

「恋人なんて、実はそんなに欲しくない」

 

のかもしれません。

 

それならそれで、素晴らしい前進です。

で、そう答えが出たのであれば

この先は読む必要もありません。

 

ただ、そもそも恋人(メンター、お客さん、仲間)に

そんなに出会いたいわけではない

という結論が出た場合に、

ちょっとだけ考えてみて欲しいことがあります。

 

あなたが「本当にやりたこと」って、何でしょうか。

 

わたし自身のことを言えば、

人と関わることが好きかと聞かれれば

正直、好きじゃないことの方が多いです。

一人のほうが100倍好きかもしれません。

 

だけど、

人と関わることでしか得られないものがある

という強い確信を持っています。

 

「人と関わらなければ得られないもの」

それは、

 

知らないことを知る、新しいことを学ぶ

「自分自身の成長」

 

人と一緒に何かを作りだす

「よりスケールの大きな創造」

 

それらが根本的なモチベーションとなり

人に出会うために、苦手な場へも足を運び

苦手な会話も、少しずつでも

やってみようという努力ができます。

 

成長も創造も楽(らく)ではありませんが、

楽しいので、もっとやりたくなるのです。

 

あなたがもしも、

「本当はこんなことやりたくないのかも?」

と感じているならば、

 

「そもそも」どうしてこんなことになってるの?

 

というところまで、

一度じっくり考えてみてはどうでしょうか。

 

 

2.「好みじゃない」とスルーしない

 

ということで、この先は

「本当に恋人(メンター、お客さん、仲間)が欲しい!」

という人限定で続けます。

 

「出会いがない」という人の多くが

誰かと会った瞬間から

 

選り好みをしている

 

という事実があります。

 

選り好みも必要な時はあるんですが、

そもそも「出会いが無い」のであれば

まずは数を打つのが王道。

多くの人、いろんな人と出会うことが最初です。

 

ところで人間というのは、実は

「意識として」決断をする前から

もうすでに答えは決まっていることが多いのです。

 

あなたが合コンで複数の異性と出会った時、

「この人とあの人はナシ!」と意識する以前に

どの人ともっと話したくて、どの人とそうでないか

あなたの気持ちはすでに固まっているということ。

 

それが「感情脳」と呼ばれるものです。

  • 性格が合わなさそう
  • 趣味が合わなさそう
  • 金銭感覚が違いそう

などと「ナシの理由」を考える前に(←思考脳)

すでに「感情」で

好みじゃないからパス、と決めているわけです。

 

直感と呼ばれることもあるでしょうが、

この「感情」すなわち

「瞬時の判断をするもの」は、結局何なのでしょうか。

 

実は、感情というもののほとんどは

「過去のデータから割り出す結論」です。

 

プロが下す「感情による=瞬時の判断」について

こういう解釈がされています。

 

わたし自身直感型ですが、それは

「霊感があるから」「センスがあるから」

とか言うよりも

 

「過去の膨大なデータを脳が瞬時に分析して

最も効率のよさそうな答えをはじき出す」

 

という感覚をずっと持っています。

 

データから出した「最適の答え」なので

本質的には同じことの繰り返しである

管理業務などでは非常に役に立ってきます。

 

しかし、

現状を打破したいのに答えが見つからない時

 

こういう時は、あえて

「過去のデータを無視すること」

が大切になってきます。

 

なぜなら、過去に「成功例」が無いからです。

成功例が無いデータを拠り所にいくら計算しても

成功に最適な答えは出てこない。

 

ということは、過去データが無いこと

つまり「やったことがないこと」の中に

より効果的な道が見つかる可能性があります。

 

話が長くなりましたが、それがつまり

「感情に逆らう」ということ。

 

「感情脳で『正しい』判断ができる人」は

それなりに「成功のデータ量」が豊富なのです。

それが「プロ」と呼ばれる人たちです。

 

あなたが「いい出会いが無い」と思うなら

あなたは出会いのプロの域には達していません。

 

ということは、アマチュアが

今までの経験=データにどっぷり頼っていては

現状はなかなか変わらない。

 

「好みじゃない」

 

といって目の前の人との交流をストップするのは

その一例です。

 

好みというのは、あなたの過去のデータの蓄積。

それを一旦無視して

「とりあえずもう一歩踏み込んでみる」

 

好みじゃなくても、とりあえず会話してみる。

質問をして話を膨らませてみる。

連絡先を交換する。

連絡を取って、一緒に遊んでみる。

 

「どうしてもダメ!」という場合は

もちろん無理をする必要はありませんが、

ニュートラルでいられるなら

そういう「とりあえず」が人脈を広げるきっかけになります。

 

もしかしたら思ってもみなかった

共通の話題が見つかるかもしれません。

 

今まで会ったことのない

新鮮な価値観や世界観を学べるかもしれません。

 

その人と付き合うことにならなくても、

彼や彼女を通じて

その知り合い、知人などと出会うかもしれません。

 

モテる人を見てみると、

多くの人と分け隔てなく接していると思います。

 

モテるから顔が広いとも言えますが

誰とでも付き合う柔軟性、許容力があるから

自然と顔も広くなるのです。

 

頭から切り捨てるのではなく、

オープンマインドはとても大切ですね。

 

3.「型」を守る

 

さて、そういうことで

とにかく出会いのチャンスは広げました。

 

次は、どうすればその出会いを

より発展させられるか、という点ですが、

まずは人間の心理に基づいた

基本的な「型」を守るのが近道です。

 

その「型」というのは

  1. 安心してもらう
  2. 信頼してもらう
  3. 求めてもらう

の3段階です。

 

ポイントは「順番」。

まず最初に意識すべきは

何がどうあっても「安心」です。

 

男性が女性とお近づきになりたい場合、

女性側としては

どこの誰とも知らない男が近づいてきたら

まず「警戒」するわけです。

 

「この男、わたしを食い物にしないかしら?」

 

って感じです。

これ、お客様も同じですね。

 

女性が男性に近づいてくる場合も、

女性ほど直接的警戒心は無いかもしれませんが

心の奥底に

 

「女性は文句が多い」

「面倒くさい」

「利用される」

 

などといった警戒心が潜んでいたりします。

 

男女問わず、自分に面倒を掛ける

やっかいな人間とは関わり合いたくないですよね。

 

「よく知らない」というのは

それだけで人を警戒させる、ということです。

 

その警戒をなるべくスムーズに取り除き

安心してもらうためには

  • 見た目
  • 尊重
  • 共感

がポイントになってきます。

 

「人は見かけじゃない」とは言っても

初対面の人があなたを

まず、何で判断するかと言えば

やっぱり見た目です。

 

「清潔で手入れが行き届いている」

というのは一般的に好感を持たれます。

 

後、相手の外見から

その人の好みや基準も

ある程度分かりますよね。

 

高級感ある服をしているなら

「高給なもの」に価値を置くのでしょうし、

カジュアルな装いなら

「気取らないこと」を大切にしていそうです。

 

あくまでも「相手にとって」

より安心度の高い装いをすることで、

安心感を持ってもらえます。

 

相手に合わせるというのは

会話などでもそうです。

 

よき聞き役に徹したり

寒くないか、時間は大丈夫かなど

細かな気配りを見せることで

相手は「尊重されている」と感じます。

 

そして、共感。

相手の話をしっかり聴きながら、

気持ちを汲み取って相槌を打ちましょう。

 

人は誰でも、関心を持たれると嬉しいもの。

それも、分かってもらえていると感じると

一気に親近感を抱いてもらえます。

 

ポイントとしては

「ウソ」はよろしくありません。

 

「あ~、こういうのよくあるんだよね」

と心の中ではウンザリしながら

「それは大変だよねー」とかやっても

いずれどこかでボロが出ます。

 

心にも無いことを言うのではなく、

 

「共感できるポイントを探す」

「相手の気持ちになってみる」

 

という能動的な聞き方をしましょう。

 

そして、時には「○○なんだね~」などと

相手の言葉を繰り返したりしながら

話を聴いていくと、

自然と共感力の高い聞き手になれます。

 

ここがしっかりできるようになると

「安心」から「信頼」ステージに発展します。

 

ビジネスでも同じですね。

 

最初から売り込もうとすると

大抵上手くいきません。

 

そんなところにエネルギーを使うより、

まずはお客様に安心感を持っていただけるよう

何ができるかを考えましょう。

 

4.感謝

 

よい出会いを呼び込むことはもちろん、

これができれば自分が楽、幸せになるのが

「感謝」です。

 

何かに感謝できるということは、

それに気づける視点を持っているということ。

 

つまり、感謝がたくさんできるというのは

「物事の良い側面がたくさん見えている」

ということに他ならないのです。

 

よく「感謝しましょう」と言いますが、

あれは物事の良い面を見つけるトレーニングを

やりましょうということです。

 

物事の良い面が見えれば

テンションも上がります。

 

テンションが上がり笑顔になれば

人も集まりやすくなり

ポジティブなスパイラルが起こります。

 

物事の良い面を見つけようとするので

人の長所も良く見えるようになり、

人を褒めるようになります。

 

褒められて嫌な気がする人は

あまりいませんよね。

 

結果的に、人間関係が良くなります。

 

まとめ

 

このように

  1. 本当に出会いを求めているのかを確認
  2. 「好みじゃない」人ともとりあえず関わってみる
  3. まずは安心してもらう
  4. 感謝する

といったことに気を付ければ

人との出会いというのが

かなり違ってくるのではないかと思います。

 

恋人にしろメンターにしろお客様にしろ

全ては出会いから。

よい出会いがありますように!