起業を考えている、という人から

ときどきご相談をいただくのですが、

だいたい大きく分けて

二つのパターンに分かれます。

 

簡単に言えば

 

コミュニケーションが出来るか出来ないか。

 

何も難しいことは想定していません。

  • 質問したことに返事がある
  • 返事が一週間以内にある
  • 状況を説明しようという姿勢がある

その程度です。

 

これができる人とは会話が進み

わたしも何らかのお役に立つことができ、

双方によい循環が生まれます。

 

一方で、これができない人は

たいていいつも

フェードアウトされて音信普通になります。

 

これも、わたしが

 

「井上のメッセージはなんとしても読みたい!」

 

と思わせて差し上げられるだけの

力量が無いからですので、

申し訳ない限りです。

 

で、そんな残念な結果になった方との

これまでの会話を振り返ると

 

「忙しくて時間が無い」

 

という共通点があるように感じます。

さて、考えてみていただきたいんですが

「忙しい」というのは

今のご時勢、多くの人に当てはまります。

 

わたしも毎日とても忙しい

現代人の一人です。

 

しかし、だから「時間が無い」

ここをちょっと、考えてみたいと思います。

 

まず基本的に、ここで言う

(何かをするための)時間というのは

「できるもの」ではなく「作るもの」です。

 

で、起業のご相談に来られた方なら

本当に起業するかどうか、

するならどうやってやるか、

調べたり考えることが始まりです。

 

その「調べる、考える」ひとつとっても
やはり時間が必要ですね。

 

なので、本当に起業という
新しいことに挑戦したいのであれば
そのために時間を作るのは必須となります。

 

その時間が「作れない」のであれば、
ご自分の今の生活と現在地を
根本から変える必要があるかもしれません。

 

考えてみてください。

 

自分がしたいことに
ほんの少しも時間を作れない生活を、

ずっと続けていきたいですか?

 

変化を起こすために
ほんの少しの時間も作れないのに
何かが変わるでしょうか?

 

これを考えれば、答えは明白です。

何かを変えたいのであれば
なんとしてでも時間を作るしかない。

 

実際は、本当に
1日10分も時間を作れない人というのは
ほぼ皆無です。

 

大抵は、意識的にやれば30分から
必要さえあれば数時間でも数日でも
作ることができるものです。

 

通勤中、病院やレジでの待ち時間、
コーヒーを淹(い)れる間など、
現在「すきま時間」をどう使っていますか?

 

漠然とスマホチェックするのでなく、
テーマを絞ったリサーチに当てたり
ブレインストームして
閃いたことをメモしたりできませんか。

 

頻繁にしている買い物や外食
テレビやゲームに費やす時間を
少し減らすこともできるでしょう。

 

連休でまとまって休みが取れるとき
それをどう使っていますか?

 

忙しい現代人だからこそ
肝に銘じておくことがあります。


それは

「考えるためには時間が必要」

ということです。

 

とくに、高品質の考えを求めるなら
ハイクオリティーな時間が必要なのです。

 

有名企業が瞑想を取り入れるのは
生産的思考には時間が必要なこと、
それもクオリティーの高い時間が
必要なのをよく分かっているからです。

 

クオリティーの高い時間というのは

「邪魔されない時間」

 

スマホがしょっちゅうピコピコしていたり
日常の雑念でいっぱいな時間というのは
クオリティーが低い時間です。

 

忙しくてやりたいことをする「時間が無い」。

 

もしあなたがそう思っておられるなら、

ちょっと考えてみてください。

 

1.本当にそれがやりたいのか?

2.本当にやりたいなら、最初の一歩は?

3.そのために、どれだけ時間が必要?

4.どうやったらその時間を作れる?

 

ここまで考えられるなら、

あなたはきっと本当に

それをやりたいのだと思います。

 

本当にやりたいことは

90%以上の確立で「やる」と思いますので

おめでとうございます!

 

後は時間の問題です。

少しずつでも時間を作って、取り組みましょう。

 

時間の「質」にも気をつけることができれば

さらに効果倍増が期待できます。