突然ですが、好きな人に囲まれていますか?

 

 

わたしの朋友、島田カオルは

東京、ロンドン、パリと

あちこち飛び回る多忙なアーティスト。

 

その彼女が数日前、

東京へ行く直前の忙しい時だというのに

メールをくれました。

 

急ぎな用事があったわけではありません。

ただ、彼女の近況について

他愛も無い質問をしただけです。

 

なのにわざわざ時間を取って

メッセージをくれました。

 

パタパタと走り回る彼女が

目に浮かんで、

とっても嬉しくなりました。

 

と同時に、エネルギーをもらいました。

 

別の友人も、

この間おすそ分けしてもらったパンが

美味しかったという話をしたら

 

わざわざレシピと

作り方が分かる動画を探してきて

送ってくれました。

 

彼女のメッセージにも、

たくさんエネルギーをもらいました。

 

仕事のほうでも

信頼できるひとたちとの関係が

少しずつ育ってきていて、

 

彼ら、彼女らと接するたびに

「あー、いい仲間を持ったな~」と

とても幸せな気持ちになり

一気にやる気が上がります。

 

やっぱりエネルギーをもらっています。

 

このブログでも

素敵なコメントをいただくたびに

エネルギーをいただいています。

 

いつもありがとうございます!

 

 

感情はエネルギーである。

 

これは本当だな、と

改めて感じます。

 

実は期を同じくして

子供がらみで付き合いのある女性と

関係がこじれました。

 

うちの子の友達であるD君。

なんだかんだと

うちに遊びに来ることが多いのですが

 

その振る舞いに、

ずっと気になる点がありました。

 

簡単に言えば、D君は

ほかの同年代の子達とくらべて

やたらと口が立つ上に、

自分の欲しいものへの執着がすごいのです。

 

それが、子供たちの間で

彼がルールを守らないということで

ちょっとした問題になりました。

 

それをきっかけに、

母親である彼女に話をしてみたのです。

 

なぜかと言えば、

わたしが彼の母親ならば

よそで自分の子がどう思われているか

詳しく知りたいと思うから。

 

ところが彼女は

「あなたが話したいから付き合ってるだけ」

という態度で、

質問なども全くありません。

 

自分の子供のことは自分が一番分かっている、

それを他人であるわたしが

あれこれ言うのが気に触った様子。

 

正確には、大人らしく

その場では露骨に感情を見せませんでしたが

言葉の端々から

一瞬にして怒りが湧き上がったのを感じました。

 

怒りは悲しみであり、痛み です。

 

前から何となくは感じていたので

大きな驚きではありませんでしたが、

要するに彼女は

自分に極端に自信がないのです。

 

自尊心が低く、

自分の事を、自分でよし、と

認めてあげられない。

 

なので、周囲の評価をものすごく気にして

完璧主義で心配性。

 

と同時に、周囲が彼女を批判的に見た場合

ものすごい勢いで反論してきます。

 

今回のことで言えば、

彼女はわたしが 「自分から見た事実」 を

伝えようとしたところで

 

「自分がダメな母親だと思われている」 

すなわち 「批判されている」 と

主観的に取ってしまったのだと思います。

 

そう思われている、と思うから

そう思われるのは心外、という憤りになります。

 

自信が無くて怖くてたまらないので

自分が聞きたくない言葉を聞かされると

それが 「いったいどういうことなのか」 と検証せず

いきなり戦闘モードに入るわけです。

 

わたしからすると、正直

自分で作り出している幻想と戦っている

彼女の 「一人相撲」 なのですが

彼女はとても傷ついたことと思います。

 

傷つくと、エネルギーは低下します。

 

そして、人間関係も途切れていきます。

 

若いころなら、わたしも彼女に巻き込まれ

なんとかしようともがいた挙句

一緒に傷つき、相撲を取ったことでしょう。

 

しかし、今回は自分でも驚くほど

そんな彼女を、ただ 「見放し」 ました。

なぜならば、彼女自身に聞くつもりがない限り

わたしにできることは無いからです。

 

彼女の感情は、彼女が取り組むしかなく

わたしが傍でヤキモキしても仕方ありません。

 

その代わり、彼女に逆恨みするなど

余計な感情を持たないよう、自分を内省するだけ。

 

彼女とは、それまで 「ママ友」 であり

今回の話も彼女によかれと思ってのことですので

わたしもまったく

傷つかなかったわけではありません。

 

だけど、それに囚われて

「こっちの気も知らずに!」 などとやると

自分でネガティブなエネルギーを作り出します。

 

それをやらないように自制するのが

わたしが取り組むべきこと、というわけです。

 

感情はエネルギー直結なので

自分の感情をよく把握し、扱えるようになると

エネルギーは安定し、さらに高めていけます。

 

だからこそ、自分の感情をよく知ることは

ビジネスをする上でも、とても大切です。

 

 

ひとは誰でも 「言われたくないこと」 があります。

しかし、その言われたくないことを言われたとき

何を学ぶかで感情面の成長が変わってきます。

 

例えばビジネスなら

あなたのサービスが良くないと

わざわざ言って来てくれる人は

とても貴重です。

 

なぜならば、それによって

あなたが改善できる点が分かるから。

 

ほとんどの人は

あなたのサービスに不満があったなら

何も言わずに去って行きます。

 

それをあえて言ってくれる人というのは

あなたにとってとても価値があるのです。

 

これが、自分が批判されているという

怒り(=痛み)に支配されると

冷静に、感謝を持って

受け止めることができなくなります。

 

 

あなたが怒り(痛み)を感じた時こそ

「それはどうしてか」 を

じっくりと考えてみてはいかがでしょうか。

 

わたしにとって、島田女史のような仲間は

正直に、本音で話ができる相手です。

 

相手にとって耳障りがいいことばかりでなく

もしかしたら傷つけるかもしれないことも

相手のためになると思えば、正直に話します。

 

そして、わたしの素晴らしい仲間たちは

それを受け留める強さを持っています。

 

そんな関係を持たせてもらうことで

わたしはたくさんの感動をもらい

たくさんのエネルギーをもらっています。

 

あなたが自分の感情をよく知り

真っ直ぐに相手と向き合えば

エネルギーを高め合える人とつながっていけます。

 

素敵な人は、この世の中に

たくさんいらっしゃいます。

よい人間関係を築いていきたいですね!