マーケティングや

コピーライティングを学び始めると

 

「ペルソナ」 とか

「ターゲット」 とか

「潜在的欲求」 とか

 

いろいろと出てきます。

 

専門用語はいろいろですが、

ようするに

 

ものごとを深く分析し

言語化し

相手を納得させる力

 

をつけよう、ということです。

 

 

この力をつけるために

「ということは」 を使う方法があります。

 

例えば今わたしはブログを書いています。

 

「ということは」

  • ブログを書く時間が作れた
  • そろそろ書かなければと思った
  • コンピュータの前に座っている

 

ブログを書く時間が作れた。

 

「ということは」

  • 他に緊急かつ重要な用事がない
  • 作れなかったのが、やっと 「作れた」

 

他に緊急かつ重要な用事がない

 

「ということは」 ・・・

 

というふうに、どんどん続けていけます。

 

これとペアで覚えておきたいのが

「なぜならば」。

 

わたしは今ブログを書いている。

 

「なぜならば」

  • 書くことが好きだから
  • 発信することが大切だと思うから
  • 自分の学びになるから

などなど。

 

「なぜ」 という言葉の通り

それまで深く考えていなかったことの

奥、裏にある理由を探っていきます。

 

この 「ということは」 と 「なぜならば」 は

論理的な思考 と

それを 言語化 する訓練です。

 

これを続けることで

ふたつのメリットがあります。

 

一つ目は、

他人のことがもっと分かる ようになります。

 

例えばあなたの奥さんが

あなたが食事中にスマホを見るのを

嫌がるとします。

 

あなたはそれに関して

「あー、また機嫌損ねちゃったよ」

と思っているとしましょう。

 

しかし、そこでこう考えてみてください。

 

嫁は食事中にスマホすると機嫌が悪くなる。

「ということは」 ?

 

食事中でなければいいのかもしれない。

 

では、食事をしていないときはどうでしょうか。

 

状況を観察して、食事中以外もダメなら

奥さんはあなたに

スマホでなく自分を見て欲しいのかもしれません。

 

あるいは、

嫁は食事中にスマホすると機嫌が悪くなる。

「なぜならば」?

 

その答えは

「食事を作ったことに対する感謝を感じないから」

かもしれませんし

「子供にマネしてほしくないから」

かもしれません。

 

いずれにせよ、こう自問することで

ただ漠然と認識していた他人の言動を

より深く、多面的に考えるようになります。

 

また、応用の形で

人に対する質問として使えます。

 

「ということは、どうしたいの?」

「それはどうして?」

 

あなたが思ってもみなかった

人それぞれの期待や理由が

見つかるかもしれません。

 

そして、もう一つのメリットは

人に注目される ということ。

 

あなたが論理的に物事を説明できれば

聞いている人は、あなたに興味を持ちます。

 

「ということは」 「なぜならば」 が導き出す

あなたの答えにたとえ賛成しなくても

 

「面白い考え方だね」

 

とインパクトを受けるのです。

 

言い方を変えれば、

これは 創造力の訓練 でもあります。

 

「こじつけ」 という言葉がありますが、

あまりにも奇想天外なこじつけをする人を見て

あなたはどう思いますか?

 

しかも、理屈としてはとりあえず筋は通っていたら?

 

わたしなら、

 

「面白い!この人!」

 

と思います。

 

そして、その面白い発想から

新しい形のビジネス、やり方が生まれます。

 

また、メリット1でも触れましたが

人への質問としても

積極的に使うといいでしょう。

 

あなたが 

 

「それって、つまりどうしたいの?」

「その行動を取ることで手に入れたいのは何?」

「どうしてそう思うの?」

 

などと質問することで

相手は自分について深く考えることになります。

 

つまり、あなたがコーチとなって

その人が内面を整理するお手伝いを

してあげることができるようになるのです。

 

すると、あなたは聞き上手として

自然と人に頼られるようになります。

それも、自己向上心の高い人たちが

集まってくるようになります。

 

自己向上心が低い人というのは

自分のことを深く知りたいと思わないので

自然とふるい分けられます。

 

ということで、ぜひ覚えておいてください。

「ということは」

「なぜならば」