最近、なんだか

男女の違いについて考える機会が

メチャクチャ増えました。

 

この世には男と女がいる。

当たり前のことなんですけど

今までこんなにいろいろ考えたこと

なかったです。

 

で、一度考え出してみたら

なんか 「めっちゃおもろいこと」

なのが分かってきたので

 

これから時々、男女という切り口から

いろいろ書いてみることにしました。

 

ちなみにわたし、肉体は女ですが

頭の構造はかなり男です(笑)

 

だけど、人はみんな

男性的な側面と女性的な側面の両方を

持ち合わせているもの。

 

男性の話も、女性の話もそれぞれに

「なるほど~」「そうだよね」

という部分があるのは

 

あなたにも男性的、女性的

両方の側面があるからです。

 

男女どちらにも良い面があり

どちらをも活かしてこそ

あなたのビジネスもより発展していきます。

 

このシリーズでは、この「側面」を

それぞれ「男性性」「女性性」として

お話していきたいと思います。

 

 

では、本日のお題。

 

「女性は共感するのが得意」

 

昔、女子たちは井戸端会議で

お喋りに花を咲かせました。

 

欧米でも似たような状況で

例えば教会の集まりでも、地域の行事でも

 

男性は男性で集まって

お酒など飲みながら社交。

 

女性はキッチンで、みんなで仕事しながら

お喋りする場を持つのが

ほんの数十年前まで一般的でした。

 

東西問わず、女性のコミュニティーは

「家事をする場で、手を動かしながら」

自然発生していることが興味深いです。

 

男性は、働くときは仕事モード。

交わす言葉はあくまでも仕事に関することで、

 

プライベートな話は休憩時間とか

お酒を飲んでくつろいでいる時にします。

 

これははるか昔、狩猟時代のDNAが

影響しているのだとか。

 

チームで獲物を取るのが仕事だった男性は

「共通の目的達成」 のため

男性同士で話し合うのが常でした。

 

対する女性は

子供を育て男性の留守を守るのが仕事。

そのため女性同士集まっては

「情報を交換して身を守る」 ことが必要でした。

 

こうして、種の保存の本能に基づいた

生物学的な男女の役割の違いが、

性質の違いを生み出したと言われています。

 

LINEなどのSNSが日常になった現代ですが

この男女の生物学的違いは今も顕在で

 

男性は、目的達成に関係のない

「他愛のない日常会話」 は

LINEなどでそんなにやらないようです。

 

これを応用して

「彼から頻繁に連絡が来たら脈ありサイン!」

などということが

恋する女性の間ではささやかれている模様。

 

しかし、恋する男女はともかく

女性は 「情報交換=生きる術」 ですので

オンラインでもオフラインでも

とにかくお喋りが好きですね。

 

とは言え、昔は

水汲みに行った時だけ盛り上がり

「じゃ、ご飯作るから帰るわ~」 と

切り上げていた井戸端会議を

 

今は、いつでもどこでもやるわけです。

水汲みながら、ご飯作りながら、掃除しながら。

 

いくらお喋り好きな女子でも

さすがに疲れそうです。

 

実際、参加してる女子たちも

やりたくてやっているのかというと

 

「成り行き上」

「実は疲れてます」

 

というのが、少なくない模様。

 

何かのきっかけで会話が始まった。

仕事ではないので

 

「本日の議題は~」 などと

ゴール達成が目的でもないし

「会議は何時までです」 なんて区切りもない。

 

ということで、延々交わされる内容は

他愛もないこと。

スタンプや絵文字の送り合い。

 

「無視してませんよ」 パフォーマンス。

「仲良しグループ感」 を楽しむ社交です。

 

言い換えれば

「楽しい雰囲気を壊してはいけない」 わけです。

 

こういう書き方をすると

「女ってこれだから」 

みたいに見えるかもしれませんが

 

実はこうしたことは

女性の気遣いや共感力の表れであり

ものすごい強み でもあるのです。

 

 

ビジネスをやっていると

「細かな気配り」

「共感する力」

の大切さはヒシヒシと感じます。

 

それらは 「女性的な能力」 です。

 

ただ、SNS疲れに見えるように

「どこまでやるか」

リミットを決めることが、なかなか難しいのです。

 

以前 「やらないことを決める」 という

話をしましたが、

 

気力・体力・エネルギーの低下

 

は 「やめなさいサイン」 であることが多いです。

 

これからやることをやめなさい、ではなく

今持っているもの、やっていることが

本当に必要かどうか精査しなさい、というサイン。

 

そして、大して重要ではないものをやめる。

 

もっと大切なことをやるのに

障害になっていることをやめる。

 

ドロップ、手放すのです。

 

女性性の強みである「共感、気遣い」に

「ここまで」 という線引きをする

しっかりとした行動力が加われば

鬼に金棒です。

 

自分でなかなか線が引けないひとは

線を引くのが得意な人に

手伝ってもらうのも一案です。

 

でも、最終的には 「あなたのこと」 なので

自分との対話時間を作って

自分で線が引ける力も

徐々につけていきたいものですね。

 

参考過去記事

「やらないこと」を決めるために