起業と健康、関係あるの?

 

もちろんあります。

だって、健康は全ての基本だもの!

 

30代前半までの方だと

まだピンとこられないかもしれません。

だけど、年齢が行けば行くほど

起業と気力体力は直結 です。ビリーブミー。

 

 

わたしの起業物語を読まれた方は

ご存知かもしれませんが、

わたしは下の子が2歳になったころ、38歳くらいで

気力体力のどん底を経験しました。

 

今となっては昔の話で

自分でも懐かしく思い出せますが

よく考えたら 復活まで、けっこう掛かりました

 

聞いた話では、問題を修復するには

その問題を作りあげるのにかかった時間の

7倍掛かる、ということです。

 

長期的に積み上げてきた問題ほど

それを解決しプラスの方向へと再浮上するのに

長い時間を要する、ということですね。

 

実際、わたしだけではないと思います。

気力も体力も無理が利く30代半ばまでくらいは

みんなかなりがんばってしまいます。

 

がんばれるので、がんばっちゃうんです。

行けるところまで行っちゃう。

 

しかし、このツケは

後でドカーンと、あるいはジワジワとやってきます。

 

それを感じ始めるのが、だいたい40前後。

あなたがわたしと同世代なら

思い当たるところがあるのではないでしょうか。

 

いわゆる 「老い」 を感じ始めるころです。

 

わたしは仕事柄

(健康な食生活のサポートをしています)

40代以降の女性、それも

ガンなどの大病を経験した方とのお付き合いが多いです。

 

ひとそれぞれ、現れ方はいろいろですが

やはり人生のパターンというのが見えてきます。

 

30代は、女性はとくに子育てが絡みますので

目先のことに必死、とにかくがんばってしまう時期。

 

40前後で何らかのサイン。

 

40~50代で、ツケが出る。

 

ツケに向き合わざるを得なくなり、格闘のあと

何かが吹っ切れたり、軸が定まったりして

第二の冒険の時期へと入る方が多いです。

 

からだは確実に衰えていきますので

ツケの出る時期に多少の違いはあっても

流れとしては、男女問わずそうなります。

 

ただ、ツケが出てきた時点で

比較的早く次のステージへと行けるひとと

そうでないひとが出てきます。

 

その違いは何かというと

「柔軟さ」

のような気がします。

 

よく 「手放す」 と言いますが

それまで自分がしがみついてきたことを

いかに柔軟に再認識できるか。

 

ここが大きいように思うのです。

 

わたしたちは多くのことに

そうしているという認識なく、しがみついています。

 

気力や体力がどうにもならなくなってくると

まず、このしがみつく力が弱まります。

要するに、もう どうでもよくなる のです(笑)

この状態を 「開き直り」 と言います。

 

そう、「開き」「直る」。

それまでカチカチに凝り固まっていたものを開き、

状況を直すのです。

 

そうすると、アラ不思議。

思ってもみなかった方向から

道が開けたりします。

 

あたらしい出会いがあり

あたらしいステージに

気が付いたら突入していることになります。

 

言い換えれば、開き直る時期というのは

あなたの本心が表に出やすくなっている時。

 

あなたが本当はどうしたいのか

どんなふうに生きたいのかを

発見するよいチャンス、ということです。

 

そこで自分としっかり向き合うかどうかで

その後の健康回復度も変わってくる。

そんなふうに思います。

 

そして、このプロセスは 時間が掛かります

自分に向き合うことも

そこから次の道を見つけることも

時間が掛かる作業です。

 

これさえやればすぐ儲かる!というのも

これさえやればすぐに健康!というのも

あればラクだな~と思いますが(笑)

 

だけど、ラクな方へ走ると

本当の 「開き直り」 へ至る前に

またしがみつきのサイクルへと入ってしまいます。

 

つまり堂々巡り。

だから健康も回復しないし、人生も好転しません。

 

からだもこころも

柔らかくすることをおススメします。

ってことで、今晩はヨガ行って来るね~。

 

参考過去記事

「『誰でもできる』のワナ」

井上起業ストーリー