ステージ1、2とステップアップの末

いよいよ起業したあなた。

 

ステージ3-1: 

ビジネスとして活動開始したが反応が取れない

これを、初心者最終レベルとしましょう。

 

ぶっちゃけ、何のコネもなく

お金をかけて宣伝もしていなければ

最初は反応とれなくて当たり前。

 

で、最初は少数でいいので

「ロイヤルカスタマー(忠実なお客様)」

をつくることにフォーカスです。

この前 「ゴールから逆算」 の話をしましたが

これも同じ。

 

ロイヤルカスタマーを作ることをゴールとすると

そのためにはどんなステップが必要か。

 

まず、自分をより広く知ってもらうこと。

 

それから、

自分が何をしているのか

何を売っているのかを

分かってもらうこと。

 

最初のお客様が買いやすい状態を

用意すること。

 

買っていただいたら

満足していただくこと。

 

最後に

この後もつながっていけるよう

仕組みを作ること。

 

この繰り返しで

ロイヤルカスタマー誕生です。

 

もう一度まとめます。

 

1.露出 (見込み客との接触回数)

2.自己呈示 (何をしているか分かりやすく)

3.環境設定 (買いやすい環境づくり)

4.価値提供 (満足してもらう)

5.顧客管理 (フォローアップ)

 

これをきちんと押さえていけば

かならずロイヤルカスタマーが付きます。

 

反応が出ていないのならば

この5点のなかで

あなたが弱いところを見つけて改善してください。

 

自分のビジネスを知ってもらっている?

露出を増やすにはどうしたらいい?

 

自分が何をしているか、ちゃんと伝わっている?

そもそも、自分で自分が何をしたいのか

きちんと言葉で表現できてる?

 

お客さんが近づきやすいように

お試しできる環境を用意したり

入ってきやすい雰囲気を作ってる?

 

価格や商品の内容、使い方

サービスの受け方は

分かりやすくお伝えできてる?

 

支払いは

迅速カンタンにできるようになってる?

 

これらがポイント1~3、つまり

見込み客との接触回数を増やし

商品や自社の説明をクリアにし

お客様が買いやすい状況を整えるための質問です。

 

ひとつひとつ自問して

できていないならどうしたらいいか

自分ができることを具体的に考えてください。

そして、すぐ実行。

 

そうやって改善をしていけば

売上げに変化が出てくるはず。

 

逆に言えば

これをしっかりやっているにも関わらず

反応が出ないのだとしたら

市場にニーズがない、ということかもしれません。

 

もう一度リサーチをやり直す必要があります。

 

ここではニーズがある前提で行きますが

そのようにして1~3の点を改善するとともに

4と5、顧客からのフィードバックと対策を

しっかりとやっていきます。

 

商品に満足してもらえるよう

最大の努力を尽くしている?

 

もっと満足してもらうには何ができる?

 

お客様のフィードバックを

積極的に聞こうとしている?

 

意見を聞かせてもらえるよう

お誘い、お願いをしている?

 

顧客情報をちゃんと管理して

季節のごあいさつやキャンペーンのご案内を

押し売りにならない状態で、こまめに出してる?

 

「自分は何が売りたいか」 よりも

「お客様はどんなふうに扱ってほしいか、

話しかけてもらいたいか」 を意識している?

 

長期的なことを考えて、

ある程度ビジネスが育ってからではなく

最初からここまで全てを意識するといいです。

 

逆に、とりあえず売れればいいと

ステップ3までしかやらないひとは

後で苦労します。

 

どうして?という話は、また今度しますね。

今日はとりあえず、ここまで。

 

次回は

「お客様にどうやって話しかけるの?」

ということについて、書いてみます。

 

 

参考過去記事

「お金を掛けない起業法 続き」

「価値があるものが売れるとは限らない」