しつこいようですが

  • あなたの売り
  • 市場のニーズ

この 掛け算 、頭に入ってますか?

 

では、自分の「売り」について

さらに具体例を上げて見て行きましょう。

 

 

「売り」ですので、何らかの価値あるものです。

 

で、とりあえずは自分の強みから探していきます。

だけど、難しいんだよね。

強みって言ったってさ、何だ?みたいな。

 

例えばわたしの場合。

これまでの人生を振り返ると、自分が売れそうな部分って

 

  • 麹づくり、味噌作り
  • 健康オタク
  • カナダ暮らし
  • ひとり起業のいろいろ

 

くらい?

 

健康と言えばニーズもあるし、

自分の好きなこと、情熱のあること!

これは行けるぞ!ってことで、さっそく情報発信を始めました。

 

しかし、反応がさっぱり。

 

実際、健康に関する有益な情報を発信してるサイトなんて

もう、めちゃくちゃ一杯あります。

わたしなんかより100倍専門的に発信してるひとも

ゴロゴロいます。

(そうでないひともゴロゴロいます)

 

ニッチとか言うけど、

それはカナダで味噌作ってるとか

そんなことだけで世間の注目を一気に集められるほど

ネット市場は甘くはありません。

 

だいたい、カナダで味噌作ってるのは珍しいかもしれないけど

何としてでもわたしにつながりたいって理由はどこにあるか?

 

味噌作りを教えてるサイトはいっぱいあるし、

カナダの情報を教えてるサイトもいっぱい。

だいたい、日本で味噌作り習いたいひとが

わざわざわたしにコンタクトとるわけないですよね。

当然、日本で味噌作り教えてるひとを探します。

 

わたしの売りが、単に「珍しい」だけでは

人様にとってたいした価値はない、ってことです。

だから、当然だれも集まってこない。

 

健康のイメージだけ

味噌っていうキーワードで何となく匂わせても

それじゃあまりに弱すぎ。

 

市場のニーズは、そんなふわふわなイメージではなく

もっと具体的で現実味のある

「自分の(あるいは自分の大切なひとの)健康」です。

カナダで味噌作ってるとかは、

日本で健康になりたいひとには、全くどうでもいいこと。

 

自分で書いてて恥ずかしくなりますが、

それがビジネスのいろは。

お客さんが求めていないものを出したって

売れるわけない。

 

自分の好きなことを仕事にする!って頑張ってるひとで

どうも上手く行かない場合は、

このパターンが考えられます。

 

提供してるものが市場のニーズにマッチしていない。

 

こんな経験を重ねながら試行錯誤するうちに、

あるとき気づいたのです。

自分の本当の「売り」に。

 

そこを次回お話したいと思います。