昨日はコンセプトが大切という話をしました。

じゃあ、どうやってコンセプトを作ればいいのか。

それについて、お話をしたいと思います。

 

昨日のおさらいになりますが、

タイトルと同じで、ビジネスコンセプトというのは

  • あなたの売り
  • オーディエンス(見込み客)のニーズ

このふたつがうまくかみ合うことが大切。

 

「掛け算」とよく言われますが、

このふたつ、どちらが掛けても結果はゼロになるということ。

どんなに片方だけがよくてもダメ。

 

 

 

足し算なら1+0=1、ゼロにはなりませんが

掛け算だと3ⅹ0=0。

どんなに片側に価値があっても、

もう片方がゼロなら、結果もゼロになってしまいます。

だから必ず、両方を「ゼロ以上」にすること。

 

ではまず、あなたの売りは何か。

 

「売り」ですので、

あなたの好きなこと、得意なことは

商品となる可能性は高いです。

 

情熱があること、

子供のころから続けていること、

ひとにほめられることなど、

思いつくまま紙に書き出します。

 

また、これまでの人生で

気づくといつも任される役目などがあれば

それも書きとめます。

 

まとめ役、交渉役、金銭管理、広報、

細かな手作業、力仕事、などなど。

 

もしかしたら勉強家のあなたですので、

こんなワークはすでにやっているかもしれませんね。

以前 ブレインダンプの話 で出てきたマインドマップを

人生マップとしてやるのもいいかもしれません。

 

いわゆる「人生の棚卸し」、自分の「売り」探しです。

 

前に 自己データの蓄積 ということをチラッと言いましたが

長く生きてきているということは

それだけ自分のデータが取れているということ。

自分の持ち札をよく洗い出し、傾向を探ってください。

 

こうして出てきたあなたの「持ち札」から、

ビジネスに使えるものを探し、コンセプトに活用します。

 

ただ!

好きなら仕事になるか。

これは、そう単純でもないのです。

 

次回、具体的な例も交えながら

その辺から、続きをお話したいと想います。