芸能界では、ハーフタレントが嫌われてきたそうです。

どうしてか?

 

それはね、タメ口たたくから、なんだって。

慣れ慣れしすぎるってこと?

「口の利き方を知らねえ」ってやつでしょうか。

 

ハーフタレントと呼ばれるひとたちは、

おそらく多くが欧米系。

ウェスタンな文化が入っている上に

日本語の経験値が低かったりすると

そういう評価になってしまうのかもしれませんね。

 

 

「グッド・ジョブ!」 とかやらないで

「お疲れ様です!」 とかやるべきなんでしょう。

「お疲れ様です!」 で育って来てないひとには

なかなか、学ぶことがいっぱいな芸能界のようです。

 

さて、日本を離れて久しいわたしですが、

ネットビジネスの勉強に、と入った高額塾で

実は、感じたんです。

この「口の利き方を知らねえ」体質を。

 

巷にも、ときどきいますね。

「ビジネスマナー」を知らないことを

やたらと攻撃するひと。

 

だけどね、そういうひとたちがやってることって、

要するに自分の常識に周りが合わせて当然っていう

かなり自己中な話なんです。

 

相手の話の「内容」よりも

相手の言葉遣いとか、態度とか

そこですでにヒステリー起こしているんです。

 

オレのこと、馬鹿にしてやがるな!キーッ!

って。

 

自分の小さな世界で、自分仕様のルールで

殿様ビジネスやってるならば、

そういうのでいいのかもしれません。

 

でも、マナー、常識というのは

時や場所、人が変われば、大きく変わるものです。

 

そのひとがアメリカ人やら中国人やらと

ビジネスをする場合、

口の利き方って、ご存知なんでしょうか。

 

言うことちゃんと言わないと、

相手にしてもらえない文化、というのがあります。

 

自分で起業するなら

自分の頭で考えて、自分の言葉で話して

自分の意志で行動していくのが必須です。

 

そして、相手が若かろうがなんであろうが

言葉遣いが気に入らなかろうが、

学ぶものがあるならば

貪欲に学んでいくほうがいいです。

 

馬鹿にしてるな!キーッ!

なんて憤ってる場合ではありません。

 

ハーフタレントじゃなくて

レディー・ガガがタメ口たたいたら、

きっと誰も何も言わないでしょう。

 

でも、日本語を「普通に」話すハーフだとか日本人になると、

いきなり自分と同じ常識で当然、ということになります。

 

そんな無自覚な思い込み、

誰でもあるものです。

だからこそ、気をつけたいですね。

 

本当は、日本語ネイティブの生粋日本人であろうが

ひとりひとりの「普通」は異なるのです。

 

しょうもないことにこだわって、

本当に価値あることを見逃さないように。

 

口の利き方ももちろん大切ですし

知っておいて損はないことですが、

周りのヒステリーを恐れて言いたいことも言えないのでは

あなたの成長は鈍ります。

 

ひとはそれぞれ違うということを踏まえたうえで

言うべきことはちゃんと、自分の言葉で言える。

伝えたいことを伝える努力をする。

コミュニケーション。

経営者には必須のスキルです。