いや、わたしの言葉ではありませんが

とある新鋭コンサルさんのコメント。

 

彼が言うのは

ブログを100記事書くより

プロダクトローンチを1回やるほうが

学ぶものが多い、ということ。

 

音楽の世界で言われる、

100回の練習よりも1回のコンサートのほうが

学ぶものが多い、ということになぞらえておられます。

 

 

うん、分かる、分かるよ。

彼のポイントは、ごもっともです。

 

「あれ?井上さん!

こないだは 『ブログ書け!』 って言ってませんでした?」

 

そう思ったあなたは、優秀な読者さんですね。

読者のカガミ認定です。

 

これはですね、やはり音楽に例えて言えば

「練習は大切だけど、練習だけじゃだめ」ってこと。

 

わたしも音楽をしてきましたので、

ステージに立つことでしか学べないものがあることは

痛感します。

ステージに立って、お客さんを楽しませてナンボ、です。

 

しかし、子供のピアノ発表会ならまだしも

お金をいただく前提のパフォーマンスなら、

やはり「それなり」のクオリティーは求められます。

下手な歌手の自己満足ステージは、イタイです。

 

例外として、自己満足も超絶の域に達すると

それだけで見る価値あり、という現象が起こります。

しかし、それは音楽というより

見世物としてイケてるってことね。

 

それはともかく、音楽家がステージ立つなら、

あまりに音が外れてるとかリズムがグダグダで

いきなりステージに立っちゃうってのは、ダメです。

 

練習も何もなしに、うまくいくのは映画の中だけ。

奇跡的にうまくいっても、一度きりの成功。一発屋。

再現性はありません。

 

最低限の実力を前提として、

ある地点でステージに立つ、というのがよろしいです。

その実力は、才能もありますが、やはり練習してこそです。

 

ブログの話に戻りますが、

多くの人は人前に出るのが好きではありません。

営業苦手っていうひとは、みんなこちらです。

テキヤさんみたいに

「はい、買ってよ買ってよ~、お得だよ~」ってやれます?

 

やれるひとは、たぶんもう起業して儲かってます。

 

でも、やれないからいろいろ

努力しているのではないでしょうか。

そんなあなただからこそ、ステージに立ちましょうという話。

 

こうやってこのブログを読んでくださってる時点で、

あなたはかなりの勉強家です。

こういう勉強が、音楽家で言うところの練習です。

 

だけど、練習だけでは学べないことがあります。

それが「本番」です。

実際にお金と引き換えに、商品を提供するってこと。

 

同時並行で、練習も欠かさない。

ブログが合ってるなら、ブログも書き続ければいいです。

ただ、漠然と書くのではなくて

練習として、スキルを上げるために書いている

その意識を持ちましょう。

 

そうやってスキルを磨きつつ、

どんどんステージにも立ってほしいと思います。

 

個人ブログでも、以前ステージの話をしてます。

興味がある方は こちら もどうぞ。