私は信頼できる人に出会った。
「何かあったら言ってね」と口先だけで言う人じゃなくて、本当に私が必要な時に、そばに立ってくれた人。

私たちは一緒に意味のある時間を過ごした。時間つぶしじゃなくて、振り返った時に「あの時間は無駄じゃなかった」と思える時間。私たちは一緒に同じ意味のあることをして、同じ期待、同じ緊張、同じ待ち方をした。「誰かが私と同じ側に立ってくれている」という感覚、私はもうずいぶん長く味わっていなかった。

でも、最後の結末は完璧じゃなかったみたい。

努力しても、必ずしも思い描いた方向に進むとは限らない。どんなに信頼できる人でも、結局その人が私の代わりに背負えない部分はある。彼を責めないし、後悔もしていない。ただ、心の中のある場所が、まだ宙に浮いたままで、地に足がついていない。

文章はここまで書いて、本来なら締めるべきだった。

それでも、どうしても聞いてみたくなった——

私が待っている人は、彼だったのか。

ずっと待っていた人、私に「信頼できる」という言葉が社交辞令じゃないと思わせてくれた人、私と一緒に同じ意味のあることをしてくれた人。

彼だったのか。

それとも、彼はこの物語の中のとても大事な通りすがりで、本当の結末はまだこの先で私を待っているのか。

答えは分からない。
でもこの言葉をここに残しておきたい。
時間に、そして彼にも。