クリムゾンのRED。Fripp、Wetton、Brufordのクリムゾン史上最も安定した3人の最後のアルバム。それでも、スタジオ盤3枚が限界。あえなく、アルバム発表後、プログレの大御所クリムゾンは崩壊した。裏ジャケのメーターが振り切っている写真は、バンドがもはやレッド・ゾーンにあることを示している。そんな緊迫した状況で制作されたせいか、アルバム全体に緊張感を帯びている。僕にとっては、「宮殿」の次に聴きこんだアルバムだ。「宮殿」とこのアルバムには共通点がある。それは、イアン・マクドナルドが参加しているということ。やる気のないフリップの単調なギターサウンドを、補って余りあるほどの存在感がある。イアンのいるクリムゾンをもっと聴きたかったと思うのは、クリムゾン・ファンなら皆そうだろう。

 ところで、レッド・ゾーンと言えば、鳩山政権。親中・反米路線を貫く姿勢の裏には、何か戦略があるのか、それとも、自分の快・不快でやっているのかわからないけれど、いずれにしろ日本の国益を考えている訳ではなさそうだ。すでにメータは振り切って限界を示しているのだから、潔く内閣総辞職でもすればいいのだ。権力というのは、それほど魅力的なのか、空虚な言葉をつなぐだけで、この人は空気が読めていないらしい。こまったものだ。

 腐れまくった自民党がまだましだと最近思うようになった。

リコール問題、車の不具合問題がまだ続々と小出しで出てくる。一体、悪材料出尽くしとなるのはいつの日か。底が見えない状態だ。

豊田社長。米国から幹部呼びつけている場合じゃないよ。

自分から一刻も早く米国へ乗り込んで、陣頭指揮をとらなくちゃ。

こういう危機の時だから、あなたは創業家出身として社内の求心力を高める為に、社長に選ばれたのだから。

自らが泥をかぶり、トヨタの信用を少しづつ取り戻すしかない。

米政府の公聴会でもなんでも、出るところに出て、きちんと説明責任果たすしかないでしょう。

見てて、すごいじれったい。