別の男性から腎移植 臓器売買容疑の医師 | yingaikuのブログ

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 腎不全を患った医師が暴力団組員側に報酬を支払い、移植手術を受けようとしたとされる事件で、警視庁組織犯罪対策四課は二十三日、臓器移植法違反(売買の禁止)と電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、東京都江戸川区南小岩六、「堀内クリニック」院長堀内利信容疑者(55)と、仲介役で指定暴力団住吉会系組員の葛飾区高砂四、無職滝野和久容疑者(50)ら男女五人を逮捕した。堀内容疑者は滝野容疑者側との交渉決裂後、別ルートで江戸川区の二十代の男性から腎臓提供を受け、愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院で移植手術を受けていた。

 宇和島徳洲会病院によると、堀内利信容疑者は滝野容疑者側との交渉決裂後、昨年七月二十九日に腎移植手術を受けた。臓器提供者(ドナー)の二十代の男性とは、この直前の六月下旬に養子縁組をしたばかりだった。

 同病院では二〇〇六年、ドナーの女性に謝礼を渡したとして、イヤリング 国内で初めて臓器移植法違反容疑で、提供を受けた会社役員ら二人が逮捕された。警視庁組織犯罪対策四課は、堀内容疑者の昨年七月の移植手術をめぐっても、金銭授受がなかったか調べている。

 同病院によると、堀内容疑者は都内の徳洲会系病院から紹介された。男性との養子縁組の日付が手術と近かったため、病院は通常一回の倫理委員会を二回開いて審査した。

 手術前の面接で、堀内容疑者は「男性と(手術の)三年前から実質的な養父子関係があり、成人したら移植しようと話していた」と説明。倫理委は養子縁組が臓器提供を目的としたものではなく、「親族関係がある」と認定した。

 病院側は「倫理委で虚偽の養子縁組の可能性もあるという意見も出たが、適切な判断だった」としている。手術は万波誠医師(70)が執刀。術後の経過は良好だったという。

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 万波医師は共同通信の取材に「倫理委を通った手術をするだけ。何も知らない」と話した。