毎回新たな気づきと実践を繰り返してきた
若き理学療法士さんの個人セッションコースも
本日で最終回を迎えました。

いつものように指ヨガからスタートして、
近状確認。


『実は7月に入籍することになりました』

ほおほおほおほお。
もしかしたらなー、
期間中にあるかもしれないなー、
今日あたり報告あるかもなー、
なんて思っていたらズバリ予感的中。

『で、引越しもして
(つまり実家を出たわけだね)、
いま一緒に住みはじめたんですけど、
やることとか多くて喧嘩もして』

はいはい。ありますよね。そういうとき。
喧嘩が無駄だとは思わないけれど
でも婚姻届出すまでその時間が
多くなるのはもったいない気もするから
そんなときこそ、未完了マッピング。

そして、自分軸でも相手軸でもない
“私たち軸”の視点。


彼女との間で起きていること、
患者さんとの間で起きていること、
ヘルパーさんとの間で起きていること、
それらは一見別々の事象に見えて
本当はつながっています。

前回、

『前は職場でイライラすることが多かった
んですけど、最近は少なくなって。
逆にイライラすること起きねーかなって』

と言っていたので
宇宙が用意した粋な計らい(笑)。

だからといって、
「やっぱりネガティブやだ」と
ネガティブや、一見マイナスに見える事を
人生から抹殺しようとしないことです。


進みたいけど進めない、そんな
停滞とは、人生からネガティブ的なことを
抹殺しようとしたときに起こるのですから。

大丈夫。
彼はわかっていました。

そして

『式あげるぞ、頑張ってお金ためるぞ!とか
思ってたんですけど、
こないだ偶然紹介で知り合った人が
すごくいい人で、無理のない予算で
自分たちの思っている式が
できることになったんです』

無理して頑張るのが当たり前の時代に
NOをつきつけるのがエッセンシャルコード。
楽に自然体で望む結果以上のものを貴方に。

『こないだ彼女とお台場行ったときに
偶然隣の席に座っていた二人組と
意気投合してめっちゃ仲良くなって、

“結婚するんです”って言ったら
実は芸人さんっていうか、司会業もやってて
“ぜひ司会やらせてください”って
流れになったんですよね』

これぞ他力。

そしてエッセンシャルコード。

『奇跡って特別なことじゃないんだ、
どこにでもあるんだ、って最近思うんです。
いい人との出会いが多くなって
どんどんいい事ばっかりが起きてる』

そして彼は語ります。

『最近は、色んな人の言葉に感動して
しょっちゅう涙ぐむんですよ。
前はこんなの考えられなかったなって』

『前は、良く思われよう、
信頼されようって思いながら仕事
してたんですけど、うまくいかなくて。
それをやめた今の方が患者さんから
信頼されるようになりました』

そこに初めて会った頃の

“考えすぎて疲れてしまう”
“ネガティブ思考をどうにかしたい”
“自分というものがわからない”
“自分のやりたいことがわからない”

と言っていた彼の面影はありませんでした。
少し青白いかな?と感じた顔色も
いつのまにか日焼けまでしていました。

これは彼の物語です。
そして、狂言回しとしての私の役目も
ここらで一旦おしまい。

おめでとう。

あなたは巷で言う“勝利者”の道を
選びませんでした。
そのかわり“勇者”の道を選んだのです。

これからたくさんの
“貴方と貴方の大切な人たちとの
ほんとうの幸い”があらんことを。

そして。

会いに来てくれてどうもありがとう。