こんにちは。 

東洋医学で不調解消セラピストの

みつふじあけみです。

 

「また体調崩してるの?」
「昔から体弱いよね」


そんな何気ないひと言に、

グサッときたことはありませんか?

 

40代を過ぎたあたりから

「今日は調子いい!」と

言える日が少ない。


薬も病院もあんまり効かない気がする。

 


でも、がんばれば

普通に生活できてしまうから、

周りの人は、気づいてくれない。

 

いや、むしろ気づかれないように

自分でガードしてるかも。

 

今日は、そんな

ずっと虚弱気味だったあなたに

向けて


心の奥にある想いと、

そこから抜け出すヒントを

お伝えしたいと思います。

 

不調から抜け出す方法や

体質改善は

食や生活習慣の見直しだけでは

うまくいかないことも。

 

そうしたときに

今回の記事に目を通してもらえれば

うれしいです。

 

 
わかってほしいけど、甘えたくない

「わたしがツラいの、わかつてほしい」

って言いたいけど


「甘えてる」って思われたくない。
「弱い人」って思われるのがイヤ。

 

だから平気なフリをする。
「このくらい大丈夫です」

って笑ってみせる。
 

でも、心の中では
「どうせ、誰もわかってくれない」

って思ってる。

 

そんな状態のとき、ついやってしまうのが
「わかってくれる人探し」

 

✔ 親身に話を聞いてくれるお医者さん
✔ 同じ体質で悩んでいる人
✔ 共感してくれるセラピストや治療家

 

本当は「治したい」と思っているはずなのに、
気づけば、「わかってくれる誰か」を

探すことに、すり替わってる。

 

だから、自分が望むような

回答じゃない、返事じゃないとき

「私が欲しいのはそんな言葉じゃない」

と、腹がたってしまうことも。

 

 

相談の中で見えた、我慢の正体

ある女性のご相談に

乗っていたときのことです。


詳しくお話を聞いたうえで、

こうお伝えしました。

 

「漢方治療はやったことありますか?
お話を聞いた範囲では、

やはり専門家に診てもらうのも

ひとつの方法かと思うのですが。


家から通える範囲で、

漢方クリニックや薬局はありそうですか?」

 

すると、その方は、だんだんと

怒り始めました。

 

「漢方は、昔やりました!

でも、そのときのお医者さんと合わなくて、
とても嫌な思いをしたんです!

それでも、また行けというんですか!?」

 

もちろん私は

「イヤでも我慢して行きなさい」と

いう話はしていません。

 

その話は、知らなかったことですし

そのお医者さんがイヤなら

別のところを探せばいいですね。


でも、その方の中には、

「過去に受けたイヤな経験」が

ずっと消化されないまま

残っていたのでしょう。

 

それが

「また同じ思いをするかもしれない」

という恐れになって


相手の言葉から優しさや提案すら、

受け取れなくなってしまう。

 

これは、けっしてその方だけの

話ではありません。


私たち誰しも、同じように、

過去の痛みをしまい込んで、
がまんしながら

生きているのかもしれませんから。

 

 

 

一番わかってあげてほしいのは…

ツラい時ほど、

誰かに優しくしてほしいし、

わかってほしい。
 

だから、また「次の誰か」を

探してしまう。

 

だけど、見つからないと、また傷つく。

 

そうした繰り返しの根っこには、
「がんばりすぎてる」

「我慢しすぎてる」という、

じぶん自身に、気づいてほしい

という心のサインが

あるのかもしれません。

 

まずは、あなた自身が、

あなたのつらさに気づいてあげてください。

 

ガマンしていた自分の心の声に

ひとつひとつ気づくだけでも

少しずつ、ココロとカラダって

回復に向かっていくものだと思います。

 

 

 

最後に…

わかってくれる誰か、を探すことは
「私を、私がわかっていなかった」

ということかもしれません。

 

たとえば、あなたの大切な人が、
体を壊して寝込んでしまった…

としたらどうでしょう?

 

大好きで、ずっと大切だったその人に、
あなたは何と声をかけるでしょうか?

 

「これしきのことで寝込むなんて情けない!

もっとがんばって!」


——なんて、言わないですよね?

 

たぶん、こう言うと思うんです。

 

「無理しすぎたんだよ。ゆっくり休んでね」
「いろいろ心配しなくていいからね」
「カラダ、大事にしてね」

 

その言葉を、同じように

あなた自身にも向けてあげてください。

 

大好きで、大切な人=あなたのこと、です。

 

これまで自分に厳しすぎて

甘えることを許さず

がんばってきたのですから

 

これからは、少し、緩めて

ゆったりしていきましょう。

 

それは、甘えることではなく

自分に優しくする、ということで

 

自分に優しくできるようになれば

周りの人にも優しくできるようになる。

 

その時に、カラダは

変わっていきはじめますよ。

 

特別なことでなくていいので

今日は何かひとつだけ、

自分のためにしてあげてみてくださいね。