こんにちは。
東洋医学で不調解消セラピストの
みつふじあけみです。
本当は、やらなきゃいけないことが
たくさんあるのに
つい、他のことをしてしまう…
SNSを眺めたり
部屋を片づけ始めてしまったり
おやつを食べたり
ぼーっとしたり
「あぁ、今日もやってしまった…」と
自分にダメ出しして
自分にがっかりしてしまう。
そんなこと、ありませんか?
がんばり屋さんほどキャパオーバーしてる
私もよくあるんです。
つい、あれもこれも…と、
いろんなことを思いついては
消化できず、抱えすぎてしまう。
・どれから手をつけたらいいか、わからなくなってる
・全部ひとりで、解決しようとしている
・そして「できない私」を責めてしまう
でもね、それって
あなたが「サボってる」わけじゃなくて
頭も心も、いっぱいいっぱいになっている
サインなんですよね。
東洋医学では「気の巡り」が滞ると
モヤモヤがたまる
東洋医学では、こういう状態を
「気(き)がうまく巡っていない」
と見ます。
気の流れがスムーズなときは
頭の中も整理されて、
やるべきことが自然と見えてきます。
決断も的確で、早くできます。
でも、気が滞ると
・モヤモヤする
・イライラする
・やる気が出ない
・決断が鈍る、迷う
という感じに。
これ、実は「肝(かん)」という
働きと関係しています。
肝が疲れると、決断ができなくなり
思考が堂々めぐりになる
「肝」は、臓器の肝臓のことだけでなく
体中の「気をめぐらせる」担当。
それも、必要なところに
どれくらい配分するのか?
まで、決めてやってくれます。
東洋医学では
「肝は決断の臓器」と
言われているくらいです。
でも、がんばりすぎたり、
我慢が続いたり、
感情を溜めこむと
肝のはたらきが弱って、
思考がグルグルしはじめます。
で、そういうときに一番いいのは
「早く寝る」ということ。
アスリートでも、睡眠に
すごくこだわってる人、いますよね。
カラダを休めることはもちろん、
質の良い、十分な眠りは
肝の働きを助ける役目があります。
悩んで、あれこれ考えて
夜更かししてしまうのが
一番の「カラダの毒」になるんですね。
頭を一度空っぽにする
とはいえ、よく寝たからと
問題が片付くわけではありませんね。
なので、問題を効率よく
片付けるコツをお伝えします。
おすすめは、ノートに全部書き出すこと。
思いつくことを、ぜーんぶ書いてOKです。
・やらなきゃいけないこと
・気になってること
・生協の注文まだだった!とか
・ダンナのシャツのボタン取れてた、とか
・今日なに食べよう…とか
とにかく、頭の中で
ぴーちくぱーちくいってること
全部です。
きれいに書こうとか、
わかりやすく
まとめようとしなくて大丈夫。
とにかく思いついた順に、
どんどん書く!
全部書いたら、その中で
「数分で終わること」や
「すぐできそうなこと」に○をつけます。
やってみると、半分くらいは
すぐ終わったりします(^^;)
私ね、毎朝、ニャンコたちの
ごはんの用意とトイレ掃除に
いつも30分くらいかかってると
思い込んでたんだけど
実際に時間を測ってみたら、
15分で終わってました(笑)
なんだ、15分しか
かかってないのか
と、思うと
「あー大変」
「あー時間ないのに」
と、焦ることが減ってきて
結果、疲れが半減するのですね。
ぴーちくぱーちくが
減っていくんです(笑)
思い込み疲れ、って
感じでしょうか。
実際、私の受講生さんが
やってみたら
「光藤さん!時間はかって
やってみたら、なんかいろいろ
片付いてしまって
しかも、疲れてないんです!」
って、喜ばれてました。
私たちは、いかに毎日、
あれこれ考えすぎて、焦って
疲れているか?なんでしょうね。
できない自分ばかりを見るより
できてる自分を見てあげる
動けないときって、
「動けない理由」がちゃんとあります。
それは、あなたのカラダが
「ちょっと休ませてー」って
言ってるサインかもしれません。
ノートに書き出すこと
時間を測ってみること
よく寝ること
そして、
「やらなきゃいけない」じゃなくて
「これならできるかも」に
変えていくこと。
これもあなたの中の
「気の流れ」を整える
小さなセルフケアです。
日々のセルフケアは、
特別なことでなくて大丈夫。
小さなことの積み重ねが
疲れにくい体づくりに
変わっていきますよ。
「やらなきゃ」の奥にある、
あなたの本音を
大切にしてあげてくださいね。