はじめまして!
東洋医学で不調解消セラピストの
みつふじあけみです。
「しっかり寝たはずなのに、
朝から疲れてる」
「日中もボーっとして、
集中力がもたない」
そんな日、ありませんか?
40代以降の女性にとって、
「寝ても回復しない疲れ」は、
単なる睡眠不足ではなく
「気虚(ききょ)」の
サインかもしれません。
「気」は目には見えないけれど
体を動かすエネルギー源。
例えるなら、
電気ファンヒーターを
動かしたいなら
電気、という「気」がないと
部屋を温めることは
できませんね。
わたしたちのカラダも
「気」がないと
体温を調整したり
内臓を動かしたり
できなくなります。
「気」は
消化・吸収・血流・免疫など、
すべてを支えるチカラです。
そして、主に
食べ物から消化吸収される
栄養から生まれます。
でも忙しさやストレス、
冷えや暴飲暴食で
消化器系が弱ると、
この「気」がしっかり
作れなくなってしまうんですね。
だから
「寝ても疲れが取れない」のは、
電気ファンヒーターに必要な
電力が足りない状態と同じ。
電気を家庭用コンセントから
つながずに
単三電池で、無理やり動かそうと
しているようなものです。
◆おすすめは、鶏肉・かぼちゃ・山芋
・鶏肉…気を補い、胃腸にもやさしい
・かぼちゃ…消化能力を補う元気のもと
・山芋…滋養強壮、疲労回復、精が付く
この3つを使って、
体にしみわたる1品を
作ってみましょう。
「鶏とかぼちゃのほっこり煮」
【材料】(2人分)
・鶏もも肉 200g(ひと口大)
・かぼちゃ 1/4個(皮付きのまま)
・山芋(または長芋) 100g
・だし汁 400ml
・しょうゆ 大さじ1.5
・みりん 大さじ1
・生姜スライス 2枚
【作り方】
① かぼちゃ・山芋は
食べやすい大きさに切る
② 鍋に鶏肉を入れて炒め、
だし汁+野菜+調味料+生姜を
入れる
③ あとは中火で、
ことこと煮込むだけ
甘みとコクで、ほっこりします。
まだまだ、朝晩冷えますから
温かい献立もおススメです。
◆ポイントは、胃腸にやさしい煮物
「気」を補うためには
胃腸の働きを整えることが
何より大切。
冷たいもの・脂っこいもの
生野菜などは控えて
煮る・蒸す・温める食事が
おススメです。
そしてもうひとつ大事なのは、
「無理してちゃんとつくろう」
と、がんばりすぎないこと。
「しんどいけど、きちんと、
ちゃんと作らなきゃ」ではなく、
ゆるっと簡単にできて
おいしければ、それでよし。
このレシピも、材料と
調味料を入れたら
あとは煮込むだけに
なっています。
多少、かぼちゃが
煮崩れしてもOK。
それくらいが
おいしいってことも
言えますから(*'ω'*)
今日の疲れは、今日のうちに。
カラダにやさしいごはんで
元気を取り戻していきましょう。